選手情報
S斑の4名を中心に、勢いのある選手を加えて
激戦が繰り広げられる
地元九州勢が迎え撃つのか!?
平原康多、古性優作、郡司浩平、清水裕友のSS班4名が参戦する豪華メンバー。熾烈なスピードバトルが繰り広げられる4日間だ。65周年の坂本亮馬以後は、地元勢から優勝者は出ていない。そろそろ…という気持ちは強いはず。野田は単騎戦基本で人の後ろは回らないが、九州勢の動向には注目したい。
pick up
Kota Hirahara
平原 康多
埼玉・87 期
今年の連対率はジャスト7割。4月末までにG3で3Vを飾っての18勝を挙げていて、勝率もジャスト6割と非常に高い。自力攻撃の破壊力には素晴らしいものがあるし、番手戦も巧みにこなしている。今の充実ぶりなら70周年大会に続き2V目を達成するとみた。
Yusaku Kosho
古性 優作
大阪・100 期
今年は全日本選抜で優勝し、早々と暮れのグランプリ出場権をゲットすると、その後もウイナーズカップは危なげなく優参、4月平塚記念2122着とほとんど連を外していない。俊敏に立ち回り首位に躍り出る場面は大いにあろう。
Kohei Gunji
郡司 浩平
神奈川・99 期
今年はまだビッグレースでは決勝に乗れていないものの、1月和歌山、4月川崎記念で優勝するなど4月末までに17勝を挙げていて勝率は53%。昨年の41%をかなり上回っている。スピードの切れには素晴らしいものがあり、好スパートを決めてのVゲットは十分に考えられる。
Hiroto Shimizu
清水 裕友
山口・105 期
ウイナーズカップの準決は町田太我の逃げに乗り平原康、深谷知らを撃破。町田との連係が叶うようなら展開の利を得られる可能性も出てくる。この大会は一昨年に71周年を制した実績もある。その町田はスケールの大きな競走で先行力を猛アピールしている。SS班の機動型が相手でも先行力は見劣りしない。
recommend
Shota Yamane
山根 将太
岡山・119 期
S級の競走に慣れてきたのか、自慢のスピードを発揮し始めた。3月玉野記念の準決で逃げて2着に粘るなど、2月小倉から5場所続けて決勝に乗っている。上位戦でも目が離せない。
Tomoya Okazaki
岡崎 智哉
大阪・96 期
1月奈良で3連勝するなど、今期の競走得点は 108 点台。ダービー、高松宮記念杯とGⅠ開催に続けて出場予定で、ステージを上げている。4月平塚記念での落車の影響がないようなら怖い。
Takahiro Komori
小森 貴大
福井・111 期
2月静岡記念で落車した後は、予選を乗り切れない場所が続いていたが、4月川崎記念で決勝進出とブレイクすると、同月は伊東125着と機 動力が 甦ってきた。底力はあるので注意したい。
local
Takuji Yoshimoto
吉本 卓仁
福岡・89 期
ホームバンクの当所はゲンがいい。S級初Vを飾っているし、2016年の全日本選抜では1851着と2勝を挙げた。更に昨年の最終戦でもVで締めている。今期はまだ決勝で確定板入りはないものの、連勝での優参は3回あるし、4月青森G3でも1次予選、2次予選を連勝していて調子に問題はない。スピードを生かした自力攻撃にも威力があるが、九州勢の若手自力型が多いここは番手戦もありそうだ。台風の目と化すか。
Masayumi Shihara
紫原 政文
福岡・61 期
54 歳の大ベテランながら溢れる闘志でS級を堅持している。1990年に競輪祭(新人王)に輝いたものの、タイトルには手が届かなかったが、2008 年の一宮オールスターで準Vなど、特別競輪でも活躍した名レーサーだ。この大会は 41 周年を制している。ここのところ予選を乗り切れない場所が目立つものの、2日目以降は連がらみが多く、直近4ケ月の連対率は3割に近い。同格戦は人気の有無にかかわらず連の対象から外せない。