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交通事故が増加に転じる(令和6年4月1日号)

ゆとりを持った運転を心掛けて

 久留米市は、セーフコミュニティ国際認証都市として安全・安心なまちを目指しています。久留米警察署交通第一課長の橋武稔さんに市内の交通事故状況について話を聞きました。

交通事故死者数が増加

 昨年は、交通事故が増加に転じました。令和5年の交通事故のうち人身事故は1322件で、令和4年に比べて127件増加。また死者数は9人で令和4年と比べ、3人も増加しています。そのうち6人が高齢者でした。死亡事故は早朝や夜間といった暗い時間帯に起きる傾向があります。
 事故の内訳は、車両の追突が最も多く、次に交差点などで車同士の出合い頭の事故。周囲の安全確認不足や一時停止をしないなどが原因です。特に、商業施設や幹線道路があり、交通量が多い地域で多発しています。

身体機能低下を補う補償運転

 高齢者が起こした事故の割合は、全体数から見ても高いです。安全確認不足や前方不注意、運転操作のミスなどが原因です。
 高齢者はけがが重症化しやすく、軽い事故でも死亡につながることも。昼間だけの運転にしたり、近距離の運転だけにしたりと体調や天候などを考えて運転する「補償運転」を心掛けてほしいです。

心のゆとりが事故防止に

事故を起こさない、巻き込まれないために、運転する時に注意してほしいポイントがあります。

  • 思いやり・譲り合いの気持ちを持った運転を心掛ける
  • 横断歩道の手前で停止できる速度に減速する
  • 夕暮れ時の早めのライト点灯と夜間はハイビームを活用する

心にゆとりを持った運転が事故を防ぎます。
【問い合わせ先】安全安心推進課(電話番号0942-30-9094、FAX番号0942-30-9706)

運転免許証を返納した高齢者を支援します

運転免許証を返すか更新しない75歳以上の人に、2万円相当のICカード「nimoca(ニモカ)」を渡します。

  • 対象
    (1) 令和5年4月1日以降に全ての運転免許証を自主返納したか、更新しなかった人 
    (2) (1)の時点で75歳以上 
    (3) 申請時に市に住民票がある
  • 申請方法
    安全安心推進課や各総合支所地域振興課へ。郵送や電子申請でも受け付け。家族の代理申請も可。申請書は各窓口にあります。市ホームページからダウンロードもできます。
  • 必要書類
    自主返納した人は次の(1)(2)のいずれか1つ。更新しなかった人は(3)。
    (1)運転免許証の取消通知書
    (2)裏面に取消日が書かれた運転免許証
    (3)失効した運転免許証の写し
    (1)(2)(3)をいずれも紛失した人は問い合わせてください。

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