久留米市は、セーフコミュニティ国際認証都市として安全・安心なまちを目指しています。久留米警察署交通第一課長の橋武稔さんに市内の交通事故状況について話を聞きました。
昨年は、交通事故が増加に転じました。令和5年の交通事故のうち人身事故は1322件で、令和4年に比べて127件増加。また死者数は9人で令和4年と比べ、3人も増加しています。そのうち6人が高齢者でした。死亡事故は早朝や夜間といった暗い時間帯に起きる傾向があります。
事故の内訳は、車両の追突が最も多く、次に交差点などで車同士の出合い頭の事故。周囲の安全確認不足や一時停止をしないなどが原因です。特に、商業施設や幹線道路があり、交通量が多い地域で多発しています。
高齢者が起こした事故の割合は、全体数から見ても高いです。安全確認不足や前方不注意、運転操作のミスなどが原因です。
高齢者はけがが重症化しやすく、軽い事故でも死亡につながることも。昼間だけの運転にしたり、近距離の運転だけにしたりと体調や天候などを考えて運転する「補償運転」を心掛けてほしいです。
事故を起こさない、巻き込まれないために、運転する時に注意してほしいポイントがあります。
心にゆとりを持った運転が事故を防ぎます。
【問い合わせ先】安全安心推進課(電話番号0942-30-9094、FAX番号0942-30-9706)
運転免許証を返すか更新しない75歳以上の人に、2万円相当のICカード「nimoca(ニモカ)」を渡します。
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