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令和5年消防統計(令和6年3月1日号)

救急出動・搬送とも過去最多

久留米広域消防本部が管轄する久留米市、大川市、小郡市、うきは市、大刀洗町、大木町の令和5年の消防統計がまとまりました。

火災による死者が増加

 火災は130件発生し、前年から11件減少しました。火災による死者は8人で、前年の5人より3人増加。うち、逃げ遅れによる死者は5人でした。

 火災の主な原因は、「たばこ」が12件、落ち葉たきなどのたき火が11件、コンセントなどの電気配線の異常によるものが8件です。1位のたばこは、灰皿以外の燃えやすい場所に捨てられて火災になったケースが多く見られました。吸い殻を水につけるなどして確実に火を消し、寝たばこはやめましょう。

【問い合わせ先】久留米広域消防本部予防課(電話番号 0942-38-5159、FAX番号 0942-38-5172)

救急車の出動が過去最多に

 救急車の出動件数は、2万5406件で、前年から1881件増加。1日あたり、約69.6件、約20.7分に1件の割合で出動しています。搬送者数は2万3241人で、前年から1734人増加。出動件数・搬送者数ともに過去最多を更新しました。

自然災害による対応件数増

 消防隊が救助のために出動した件数は377件。令和4年から95件増加しました。平成30年の399件に次ぐ、過去2番目に多い件数になりました。

 7月10日の大雨に伴う対応は計133件で、救急車の出動件数が9件、救助件数が65件、警戒出動が59件でした。

【問い合わせ先】久留米広域消防本部救急防災課(電話番号 0942-38-5158、FAX番号 0942-38-5172)

救急車を呼ぶか迷ったら「#7119」

 救急車の出動件数が年々増加しています。出動が増加すると、搬送する病院が決まりにくくなったり、救急車が不足して到着が遅れ、救える命が救えない事態になったりする恐れがあります。

 救急車を呼ぶべきか、病院に行くべきか判断に迷ったときは、「#7119」に電話をしてください。意識がない場合や、突然の激しい頭痛・胸痛などの緊急時は、迷わず救急車を呼んでください。

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