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篠山神社が国登録有形文化財に(令和4年9月1日号)

明治前期の近代的な神社建築の代表

 7月22日、国の文化審議会は篠山神社(篠山町)の本殿・拝殿・中門・透塀の計4件を、国の登録有形文化財とするよう文部科学大臣に答申しました。
 端正で堂々とした構えの本殿、開放的な拝殿、平唐門形式の中門、本殿を囲む透塀が、厳粛な境内を構成し、明治前期の近代的な神社建築の代表として、高く評価されました。
 篠山神社は、久留米藩主・有馬家の居城だった久留米城本丸跡にあります。初代藩主有馬豊氏、7代藩主よりゆき、10代藩主頼永、11代藩主頼咸、14代当主有馬頼寧が祭られています。大政奉還後、1875(明治8)年に久留米城は、石垣だけを残して解体されます。1879(明治12)年、旧藩士や領民の有志が有馬家への思いと感謝のために建立しました。各所に有馬家の家紋・巴紋が施されています。

【問い合わせ先】文化財保護課(電話番号0942-30-9322、FAX番号0942-30-9714)

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