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6月から久留米市防災チャットボットがスタート(令和4年6月1日号)

LINEで災害発生場所が分かる

 久留米市は今年度から、スマホで災害発生場所の状況が確認できる新たな取り組みを始めます。

【問い合わせ先】防災対策課(電話番号0942-30-9074、FAX番号0942-30-9712)

LINEで状況を確認

 6月6日(月曜)から新たな取り組みとして、LINEを使った「久留米市防災チャットボット」を運用します。市職員や地域役員、消防団員などが確認した被害情報をLINEで収集し、発生場所を地図に表示します。冠水、道路崩壊などの災害の種類ごとに件数で示し、現場の写真がコメント付きで投稿されます。ハザードマップや河川水位、水門の閉鎖状況などの情報が見られる防災ポータルサイトにつながるリンクも掲載。ハザードマップで事前にどこが危険な箇所なのかを調べることができます。LINE登録をすれば利用できます。利用料は無料。早めに登録し、災害に備えてください。

固定電話やファクスで配信

 スマホなどを持っていない人にも災害情報が届くように、「避難情報配信サービス」を行っています。固定電話やファクスで避難情報や避難所の開設状況を伝えます。対象要件を見直し、利用しやすくしました。携帯電話・スマホを持っていない人や操作が苦手な人、身体障害者手帳(聴覚・視覚)を持っている人などが対象。利用は無料で、申し込みが必要です。防災対策課か各総合支所地域振興課にある登録申込書を提出してください。

高齢者はレベル3で避難を

 災害発生の恐れがある時、市は「警戒レベル」に応じて避難情報を出します。市民の皆さんが災害の危険度をすぐに理解し、的確な避難行動が取れるように5段階で伝えます。警戒レベル3は、避難に時間がかかる高齢者などの避難開始で、警戒レベル4は、危険な場所からの全員避難です。警戒レベル5は、すでに災害が発生し、命の危険が迫っているため、ただちに身の安全を確保する必要があります。自分の身を守るために、この警戒レベルを基に、早めの避難行動を取ってください。

5段階の災害警戒レベル

警戒レベル=5
新たな避難情報等=災害発生または切迫:緊急安全確保

警戒レベル4までに必ず避難


警戒レベル=4
新たな避難情報等=災害の恐れ高い:避難指示
警戒レベル=3
新たな避難情報等=災害の恐れあり:高齢者等避難
警戒レベル=2
新たな避難情報等=気象状況悪化:大雨・洪水・高潮注意報(気象庁が発表)
警戒レベル=1
新たな避難情報等=今後気象状況悪化の恐れ:早期注意情報(気象庁が発表)

防災チャットボットの活用方法

 リアルタイムの災害情報を共有することができます。災害情報マップで災害発生場所を確認し、二次被害の防止に役立ててください。

登録と初期設定方法

  1. 登録用のQRコードを読み取ります。画面の「追加」を押すと「追加」が「トーク」に変わります
  2. トークを押すと次の画面に。四角囲みの利用規約をタップして確認してください
  3. 「市民の方はこちら」を押してください。メニューが切り替わります

災害情報の確認方法

  1. 「災害情報MAP」を押してください。地図の画面になります
  2. 円グラフは災害発生の場所で、数字は投稿数です。地図を拡大すると、より詳細な場所を見ることができます
  3. 円グラフを押すと、詳細な情報が確認できます。写真やカテゴリ、コメントなどを見ることができます

被災者支援制度を災害前にHPで公開

 市は、大雨災害で被害を受けた人にさまざまな支援を行っています。復旧だけでなく、税や公共料金の減免、商工業者・農業者向けの助成などがあります。いつ起きるか分からないのが災害。災害発生に備えて、いつでも確認できる支援制度一覧をホームページでまとめています。

大雨時は排水抑制の協力を

 大雨時は、下水処理場に流れる水量が増加し、処理能力を超える恐れがあります。トイレや排水口から汚水が逆流することも。逆流を防ぐために、各家庭で風呂の排水や工場など事業所での排水を控えるなど、排水抑制に協力してください。

【問い合わせ先】給排水設備課(電話番号0942-30-8569、FAX番号0942-38-2694)

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