トップ > 広報久留米 > ツツジやバラの名所で3年ぶりにイベントを開催
市の花として親しまれる「久留米つつじ」や、石橋文化センターに咲き誇る「バラ」が見頃を迎えています。自然が織りなす色彩や香りが春の訪れを告げます。
久留米市世界つつじセンターでは、久留米つつじの保存と、新品種の開発をしています。これまで「紅かすり」、「夢かすり」、「花さより」、「春の夢」を開発。昨年は、「春のかすみ」を商標登録しました。久留米つつじの開花に合わせて、4月8日(金曜)から28日(木曜)まで、センターを一般開放します。国内最大級の品種数を誇る1万平方メートルの園内を自由に散策できます。
久留米つつじの生みの親は、江戸時代の久留米藩士で、馬術師範だった坂本元蔵です。当時、流行していたキリシマツツジの花の色が少なかったため、元蔵は改良することを思い立ちます。九州南部からさまざまな色や形の野生ツツジを集め、100品種以上のツツジを作り出しました。現在では、約300品種があり、これらのツツジを総称して「久留米つつじ」と呼んでいます。久留米つつじは、昭和54年に市の花に指定され、市を象徴する花になりました。海外では「クルメ・アザレア」と呼ばれ、日本の花木として世界中で愛されています。
【問い合わせ先】久留米市世界つつじセンター(電話番号0942-47-4580、FAX番号0942-47-5705)
くるめ緑花センター(善導寺町木塚)の特設会場で開催します。生産農家が持ち込むさまざまな品種のツツジを販売。好きなツツジの写真を、インスタグラムで「#くるはなコンテスト2022春」をつけて投稿すると、道の駅くるめ厳選のプレゼントが当たるフォトコンテストもあります。
久留米市世界つつじセンターを、一般開放します。園内を自由に散策できます。
石橋文化センターでは、4月23日(土曜)から5月29日(日曜)まで、春のバラフェアを開催します。今年のテーマは、「未来 paint a rosy future・バラ色の未来を描く」。
コロナ禍で不安な日々が続く中、園内のバラを見ながら、ひとときの安らぎを感じ、明るい未来を思うことができます。園内には、「香りのバラ園」、「睡蓮とバラの庭」、「著名人のバラ園」、「美術館前バラ園」があり、400品種、2600株が咲き誇ります。
4月29日(祝日)から5月8日(日曜)までは、メッセージローズポストを設置。3年後の未来の自分や、大切な人に手紙を送ることができます。美術館前バラ園特設ステージでは、ローズガーデンコンサートも実施します。また、坂本繁二郎旧アトリエ横広場では、久留米ゆかりのアーティストの作品と、ジャズやポップスの演奏を楽しめるバラとアートコラボレーションスポットも登場。カフェ&ギャラリーショップ楽水亭では、バラをイメージしたバラ御膳やオリジナルケーキも楽しめます。
【問い合わせ先】石橋文化センター(電話番号0942-33-2271、FAX番号0942-39-7837)
日本洋画の父とされる黒田清輝と、その傍らで存在感を示した藤島武二。石橋正二郎記念館では、2人が描いた日本の自然や風景4点を展示します。5/28(土曜)は、学芸員による美術講座も開催。入場無料。
Copyright 2007 Kurume City All Rights Reserved.