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コロナ禍で求められる地域のチカラ(令和4年2月1日号)

新しい活動スタイルで絆と活力を

 市内には46の校区コミュニティ組織と約680の自治会・町内会があり、コロナ禍の中、感染症対策をしながら、新しいスタイルでのまちづくり活動に取り組んでいます。地域の取り組みについて、上津校区野添町内会の西川勝会長と文化体育委員の島田茜さんを取材しました。

子どもの笑顔が活力に

 同町内会には、約940世帯が加入しています。昨年は新型コロナで夏祭りを中止して、10月の秋祭りに変更。文化祭と同時に開催しました。島田さんは「感染症を心配する声もありましたが、マスク着用や消毒、各ブースのスペース確保、飲食物を持ち帰りにするなど感染症対策を徹底し、理解を求めました」と振り返ります。結果、町内の600世帯以上の皆さんが来場。「久しぶりに子どもたちの楽しむ姿が見れた」という喜びの声も寄せられました。西川会長は「子ども向けのイベントを開催すると、保護者も参加するようになります。地域活動の広がりが住民の絆や郷土愛を育み、子どもたちが将来も野添で暮らしたいと思う好循環を目指しています」と話しました。

安心して参加できる工夫

 「コロナ対策をしながら子どもから高齢者まで安心して参加できるよう工夫しながら活動しています。参加をきっかけに住民の交流や絆が深まり、困った時に助け合う関係を築くことができます。活動への参加は、住みよいまちづくりの第一歩ですよ」と西川会長は結びました。

【問い合わせ先】地域コミュニティ課(電話番号0942-30-9014、FAX番号0942-30-9711)

まちづくり活動をオンラインで

 各校区では、オンラインでの会議やイベント開催などに取り組んでいます。高齢者向けスマホ教室の開催などICTに慣れ親しむための活動も行っています。
 上津校区では、LINE(ライン)を使って門松づくりをライブ配信しました。

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