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ニセ電話詐欺を防ぐ電話機の設置を支援(令和4年10月1日号)

警告・録音で未然に撃退

 高齢者を狙ったニセ電話詐欺の被害が急増しています。今年1月から7月までの市内の被害件数は9件、被害総額は約1700万円。事前警告や自動録音などの防犯機能が付いた電話機や後付け機器が被害防止に効果があります。
 市内の協力電器店に申し込むだけで、購入・取り付け費用を最大1万円値引きします。久留米市防犯協会連合会・うきは防犯協会・警察・久留米市が連携した取り組みです。

  • 支援内容=値引き額は、固定電話機で1万円まで。後付け機器で5000円まで。65歳以上の高齢者がいる世帯が対象

【問い合わせ先】安全安心推進課(電話番号0942-30-9094、FAX番号0942-30-9706)

犯人は録音を嫌がります

久留米警察署生活安全課 松岡誠倫さん
 高齢者を狙った詐欺の大半は、固定電話にかかってきます。最近の手口は、息子やJR職員になりすまして「落とし物をして困っている」と、信じさせるパターンです。犯人は詐欺のプロ。言葉巧みに自分のペースに持ち込み、考える隙を与えません。録音は、証拠が残るので犯人は嫌がります。両親や周りの高齢者など、一人でも多くの人に、この支援を伝えてもらい、ニセ電話詐欺を食い止めたいですね。

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