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江戸時代、久留米市の農家に生まれた笠九郎兵衛は、若い頃から荒れ地の開拓と農業技術の改良に励んでいました。宝永6(1709)年、カニの爪からヒントを得て農具を発明します。「ガン爪」といわれ、水田の除草が簡単にできました。農具は筑後地区だけでなく全国的に広まり、昭和30年頃まで使われました。
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