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令和2年度の監査結果を公表(令和3年7月1日号)

事業の見直し・事務効率化推進を

 監査委員は、久留米市の予算の使い方や事務手続きなどを毎年監査し、改善すべき点などの指摘や、今後の事業のあり方に対する意見を公表しています。令和2年度に実施した監査の概要は、次の通りです。

定期監査

市の全ての部局の事務や財務について監査をしました。おおむね適正に処理されていましたが、一部の課に指摘を行いました。
事務監査では、会計年度任用職員の休暇付与日数が誤っているものがありました。
財務監査では、郵便切手などが受払簿と一致していないものや、学校での薬品管理が徹底されていないものがありました。

監査委員の意見

コロナ禍における事業の実施に当たっては、個々の必要性や効果について徹底的な検証を行い、関係部局と協議しながら必要に応じ、取捨選択を行うなどの対応を求める。

行政監査

市が事務局を担う任意団体の事務について、適正に処理されているか監査をしました。

監査委員の意見

団体のスクラップ・アンド・ビルドが長期間行われていない。団体が行っている各事業などが市の施策推進に寄与しているか、市の団体との関わりは適正か、その有効性なども改めて検証すること。
また、現金などの取扱いについては、統一的な基準がない。公金に準じた事務処理を行うなど、内部統制の確立を図られたい。

財政援助団体等監査

市が出資したり、財政的援助を行っている団体の事務や財務について監査をしました。おおむね適正に処理されていました。
財務についての監査では、引当金計上とその取り崩しの会計処理に誤りがありました。

監査委員の意見

当初設立目的と現在の事業内容がかけ離れている団体や、現状のままでは運営に限界が来ることが予想される団体がある。市所管部局とともに、実態にあった組織の名称や事業のあり方、事業継続に係る支援策などについて検討すること。


監査結果は、本庁舎地下1階行政資料コーナーや市ホームページで公開しています。

【問い合わせ先】監査委員事務局(電話番号0942-30-9232、FAX番号0942-30-9718)

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