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消防団員募集(令和3年2月1日号)

いざというときに、地域を守る

地域に密着して命を守る

 久留米市には、小学校区を基本に43の分団があり、1496人の消防団員が活動しています。団員は、仕事をしながら、消防署と協力して消火や救助などの活動を行っています。消防団は地域に密着しているのが強み。速やかに現場に行くことで、被害を最小限に抑えます。支援が必要な人がどの家に暮らしているか、浸水被害が多い地域はどこかなど、地元ならではの情報が生かされています。水害が想定される地域の消防団には救助用ボートが配備されており、迅速な救助に当たっています。

訓練だけでない幅広い活動

 災害時に適切に活動するためには、専門知識と技術が必要です。消防学校への入校や機関員講習を通じて、知識習得に努めています。日頃から消防署と連携して、消火訓練や梅雨時期前の水防訓練などを実施しています。訓練の成果を競う消防操法大会にも出場し、技術力向上を図ります。定期的な機材の整備点検も欠かさず行い、災害に備えます。
 他にも特別警戒や防火指導、防火に対する普及啓発活動など幅広く活動を行っています。

仲間を募集しています

 地域を守る消防団員を随時募集しています。入団資格は、市内に住んでいるか、勤務していること。団員には、年間の活動に対して報酬が支給される他、活動服の貸与や公務災害補償があります。5年以上勤務した人には退職報償金が支給されます。希望する人は問い合わせ先に連絡してください。

【問い合わせ先】防災対策課(電話番号0942-38-5160、FAX番号0942-38-5240)

さまざまな人と関われることが魅力

第38分団 団員
木拓弥さん

 6年前、第38分団(城島・下田校区)に入団しました。昼間は、車の整備の仕事をしています。職場の理解もあり、仕事中でも火災が発生した場合には、出動します。火災は、いつ起こるか分からないので気が抜けません。令和2年7月豪雨の時は、家に取り残された人をボートで助けるなど、24時間体制で救助に当たりました。
 日頃の活動は月2回以上。防火水槽の点検を行ったり、救命講習を受けたりもします。訓練や災害時の長時間勤務など大変なこともありますが、消防団を辞めようと思ったことはありません。団員だからこそできる貴重な経験だと思っています。
 団員は幅広い年齢の人がいるので、さまざま人と関われることが魅力。地元で活動しているからこそ、地域の人とつながることができたり、現場で生かせたりすることもやりがいになっています。続けてこられたのは、家族の理解はもちろんですが、自分のできる範囲で活動してきたからだと思います。消防団は地域にとってなくてはならない存在です。これからも活動を続けていきたいと思っています。

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