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未来志向の改革を(令和3年1月1日・15日合併号)

久留米市長 大久保 勉

 新年、明けましておめでとうございます。コロナ禍の不安も拭い切れませんが、それぞれに希望を抱きながら、新しい年をお迎えのことと思います。
 昨年は、新型コロナウイルス感染症の拡大による医療体制の逼迫と経済・社会的な低迷や、梅雨末期の豪雨による浸水被害など、疫病や自然災害と闘った一年でした。しかし、ピンチはチャンスです。このコロナ禍での窮地は、デジタル化など社会を変える変革・発展の好機と捉え、未来志向の改革を実行する一年にしたいと考えています。先人たちの築き上げられてきた有形無形の財産の上に「住みやすさ日本一の久留米」を目指しています。
 新型コロナの感染拡大を抑制しながら、社会経済を回復させ、一日も早く平和で平穏な日々を取り戻せるよう、的確な政策を実施していきます。みんなで一丸となり、新しい日常の中で、共に支え合う社会を築きながら、この局面を乗り越えていきましょう。
 待ちに待った東京オリンピック・パラリンピック。久留米出身の選手たちが夢の舞台で活躍する姿を楽しみにしています。今年は、久留米藩主有馬豊氏が久留米に入城して400年を迎えます。明治維新までの約250年にわたり久留米の礎を築いた有馬家の歴史に思いをはせながら、久留米のまちを元気に盛り上げていきたいと思います。
 年頭にあたり、皆様のご健勝とご多幸を心からお祈りします。

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