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特定健康診査とがん検診を受けましょう(令和2年9月15日号)

けんしんのコロナ対策を知りたい!安全に受診できます

 皆さんが安心して受診できるよう新型コロナ感染症の対策をしながら「けんしん」(注意)を実施しています。

けんしんは感染対策を徹底

 特定健康診査とがん検診は、市内の各医療機関で行う個別健診と、地域の保健センターや市役所などで行う集団健診で受けることができます。コロナ禍でも定期的に受診して、自分の体に異変がないかを知ることが重要です。
 特定健康診査は40歳から74歳までの国民健康保険の加入者が対象です。メタボリックシンドロームに着目した健診内容で、身体測定、血圧測定、血液検査、尿検査、問診などを行います。
 集団健診は3密のイメージがあるかもしれませんが、感染予防対策を徹底しています。職員は全員フェースシールドとマスクを装着。待合所でも2メートルの距離を保って椅子を配置し、定期的に消毒を行います。
 受診者が触れた部分はしっかりアルコールで拭き取りします。器具やベッドも消毒。会場の扉は常に開放し、換気を行っています。会場の入り口で、手指消毒と検温に加え、自覚症状や感染者と接触がないかなどを受診者に確認します。少しでも疑いがある場合やマスクを着けていない人は、受診を控えてもらいます。

がん検診も対策を徹底

 がん検診は、国民健康保険の加入に関係なく、女性は20歳から子宮頸がん検診を、男性は40歳から肺がんや大腸がん検診を受けることができます。
 がん検診も例年とは異なる方法で実施しています。検診車には、2人までしか入れないように制限しています。検診機器は使用するたびに消毒。検査で使うガウンは受診者ごとに交換します。案内する職員は人との接触を減らすため、トランシーバーで検診の情報を伝達。検診車の空き情報などを伝えて、スムーズな検査に努めています。

受診して知ることが大切

 40歳代から増える生活習慣病は、自覚症状が無くても、心筋梗塞や脳卒中など命に関わる重大な病気を引き起こす可能性があります。早期発見、早期治療のために年に1回必ず健診を受け、体の状態を知ることが大切です。がんに関しても多くは知らない間に進行し、異変に気付いたときには手遅れになっていることもあります。がんは早期発見できれば約90%が治る病気です。もし異変が見つかったら放置せずに、必ず精密検査を受けましょう。
 個別健診をしている市内の各医療機関でも感染症対策を実施。市は皆さんが安心して健診を受けられるように、取り組みや啓発を行っています。

【問い合わせ先】健康推進課(電話番号0942-30-9331、FAX番号0942-30-9833)

問診票の記入で当日スムーズに

 集団健診は電話かインターネットで事前予約が必要です。予約が完了すると問診票などが送られてきます。会場での密を防ぐため、問診票の記入は事前に済ませてください。採尿などもあるので、受診票が届いたら必ず確認してください。 【問い合わせ先】くるめけんしんダイヤル(電話番号0120-900-072)

特定保健指導で脱メタボ

 特定保健指導とは、メタボリックシンドロームに着目した保健指導です。健診を受けるだけでなく、改善をすることが大切です。特定健康診査後の結果を見ながら、生活習慣病の危険性が高い人を対象に生活習慣改善の支援を行います。集団健診会場で健診当日に受けられる場合があるので、積極的に利用してください。

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