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台風10号接近で最大級の警戒を呼び掛け(令和2年9月15日号)

5000人を超える市民が避難

 九州・沖縄を暴風域に巻き込んだ台風10号。気象庁・国土交通省は最大級の警戒を呼び掛けました。9月7日未明から昼にかけて、筑後地方に最接近し、市内の最大瞬間風速は29.9メートル。平成21年の統計開始後2位を記録しました。

コロナ対策で避難所を拡大

 市は、9月4日13時に災害対策本部を設置しました。被害を最小限にとどめるため、市立学校の臨時休校をはじめ、315の公共施設の休館、11のイベントの中止を決定。最接近の前日となる6日13時に自主避難所を開設し、市ホームページやLINE、Facebookで早めの避難を呼び掛けました。
 収容人数を増やすため、校区コミュニティセンターの避難所を小学校や公共施設に変更。新型コロナ対策のため人数制限を行い、机などを使って人との距離を保ちました。満員になる避難所が発生したため、さらに6施設を追加。全64カ所の避難所に2505世帯、5079人が避難し、過去最多になりました。

危機意識高く被害は最少

 市内のスーパーでは、水や食料、ビニールシートなどが品薄になり、ホテルも満室に。一部の地域では停電や倒木などの被害も発生しましたが、市民の皆さんのいち早い防災対策が功を奏し、家屋や農産物の被害は、最小限にとどまりました。

【問い合わせ先】防災対策課(電話番号0942-30-9704、FAX番号0942-30-9712)

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