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9月10日〜16日は自殺予防週間(令和2年8月15日号)

ストレスをうまく解消して心の健康を

誰にでも起こり得る

 自殺による年間死亡者は全国で2万人を超えています。久留米市でも昨年50人が亡くなりました。減少傾向ながら、10〜39歳では死因の第1位です。
 自殺の原因は、健康問題や家庭不和、生活苦などさまざまですが、一つには心の病があります。特に、新型コロナによる収入の減少や長期休校、コミュニケーションの減少といった生活の変化に加えて、大雨による甚大な被害など、多くの人が今、ストレスを受けやすくなっています。このような状況では、「眠れない、食欲がない、何をしても楽しくない」などの心や身体の変化が起こることがあります。誰にでも起こり得ることで、ほとんどは自然に収まります。しかし、ストレスが強かったり、それが続いたりすると、心の病につながります。

ため込まずに相談を

 ストレスをためないために、深呼吸やストレッチ、散歩やゆったりとした入浴など、自分なりの対処法を見つけましょう。友人などと会いにくい状況下でも、電話やインターネットを使って他者とコミュニケーションすることも一つの方法です。食事や睡眠のリズムを維持することも効果的といえます。
 ストレスから心の病に至るまでに、いくつかのシグナルがあります。

  1. 疲れているのに2週間以上眠れない日が続いている
  2. 食欲がなく、体重が減った
  3. 自分がいない方が、他の人は幸せになれると思うことがある

 このような症状が現れたときや、周りの人に症状が見られる場合は、相談窓口に連絡を。

【問い合わせ先】保健予防課(電話番号0942-30-9728、FAX番号0942-30-9833)

相談窓口(無料)

【こころの相談カフェ】

 日常の悩み事や不安、不眠、ひきこもりや依存症などの幅広い相談に臨床心理士が対応。

  • 会場=市民活動サポートセンターみんくる。事前予約が必要

【こころの健康相談】

 仕事や家庭、人間関係などに悩みを抱えている人や家族からの相談に精神科医師が対応。

  • 会場=久留米市保健所
  • 日時=毎週木曜日。1人30分程度。事前予約が必要

【生活・法律・こころの相談会】

労働環境や借金、損害賠償などの暮らしや心の問題についての悩みに司法書士、保健師が対応。

  • 会場=ハローワーク久留米
  • 日時=9月8日(火曜)13時〜16時

いずれも詳細は市ホームページで確認を。

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