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安全安心の合言葉 セーフコミュニティ標語を募集(令和2年8月1日号)

できる 続けられる予防策を言葉に

 けがや事故の原因を分析し、予防活動に取り組みながら安全で安心な地域をつくることが「セーフコミュニティ」です。市民の皆さんが自ら活動に参加して、取り組みを広げるセーフコミュニティ標語を募集します。

日常のセーフコミュニティ

 久留米市は、平成25年に国内で9番目、九州・中核市で初めて「セーフコミュニティ」の国際認証を取得し、30年に再認証を取得しました。救急搬送データや警察統計、市民アンケートなどを分析し、けがや事故の原因を究明しながら、安全安心の取り組みを広げてきました。
 夜外出する時は反射材を着ける、悩んでいる友達に声を掛ける、地域の防災訓練に参加するなど、日常の生活で何気なくやっている予防活動の積み重ねがセーフコミュニティです。

全員にエコバッグを贈呈

 セーフコミュニティを広め、家庭や地域など身近なところで実践してもらうために標語を募集します。

  • 対象=市内に住んでいるか、通勤・通学している人
  • 内容=(1)交通安全、(2)子どもの安全、(3)高齢者の安全、(4)犯罪・暴力の予防、(5)自殺予防、(6)防災、(7)セーフコミュニティの7分野から、安全安心の実現に向けた思いや簡単にできる予防策を10〜30文字程度で表現。一人一点まで
  • 応募方法=標語、氏名、住所、生年月日、学校・学年を記入。持参、郵送、ファクス、メールで問い合わせ先へ。応募用紙は、市ホームページに準備
  • 締め切り=9月30日(水曜)(必着)

応募者全員に、オリジナルエコバッグをプレゼントします。最優秀作品1点、優秀作品11点は、12月に開催予定の表彰式で発表。作品は、毎月発行するセーフコミュニティ通信に掲載し、今後の啓発に使います。

【問い合わせ先】安全安心推進課(電話番号0942-30-9094、FAX番号0942-30-9706)

カスタマイズできるから面白いんです

日本セーフコミュニティ推進機構
代表理事 白石陽子さん

 セーフコミュニティの認証取得を目指す国内の自治体の支援や海外の認証取得に関わっていますが、全く同じ取り組みはありません。国や地域で安全安心の考え方は違います。海外では殺人が外的死亡原因の1位になる国もあるんですよ。宗教・民族・習慣も違うのに、同じ仕組みを活用できるのは、データを用いて、それぞれの地域が抱える課題を客観的に評価・分析できるからだと思います。取り組みの成果は数字で確認できます。好転していれば、今のやり方をもっと進めればいい。うまくいかないときは見直せばいい。成功事例を地域に合わせてアレンジすることだって可能です。「安全安心なまち」の実現のために、カタチを変えられるのがセーフコミュニティの面白さです。久留米市は、市民の皆さんのニーズをタイムリーに把握し、主体性を持って活動に参加してもらえるような工夫や、アピールすることが非常に上手です。国内の自治体はもちろんのこと、世界的にもモデルケースとして、市民の皆さんと一緒に取り組みを広げてほしいですね。

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