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新型コロナ対策の外出自粛などで、子育てをしている保護者に大きな悩みや不安が生まれました。市には、皆さんからの切実な相談が寄せられ、例年に比べて件数も増えています。こども子育てサポートセンターの保健師、岡田萌花さんに聞きました。
コロナの中での子育てが、保護者にとっても子どもにとっても大きな負担になっていることを強く感じました。多かったのは、施設などが全て閉館していて、どこにも遊びに行けないという相談です。家にずっといるため、かんしゃくがひどくなった子どもも多いんです。乳幼児健診に行くのが不安といった声や、妊婦からは里帰りができないなどの相談も。中には、家でずっと子どもと2人きりでいることがつらいと、涙ながらに相談される人もいました。
外で子どもを遊ばせて、それからお昼寝といったような生活リズムは、コロナで大きく変化。感染防止のため、保育園の登園もできるだけ控えなければならなくなりました。県をまたいだ移動ができず、県外にいる身内の手助けも受けられない状況です。
問題になるのは「孤独感」や「孤立」なんです。きちんと子育てをやろうという保護者ほど1人で問題を抱えてしまいがち。だから少しでも悩みがあったり孤独を感じたりしたら、私たちこども子育てサポートセンターを頼ってください。相談してもらえれば、いろいろなアドバイスや支援制度などを紹介できます。ため込まずに話してもらって、一緒に解決に向かって考えていければ、保護者も子どもも気持ちが楽になると思います。
コロナの影響で、里帰りができず、育児支援サービスを利用したときの負担軽減やオンライン相談、症状がない不安な妊婦のPCR検査など市は新しい支援の準備も進めています。順次、市ホームページなどでお知らせします。
【問い合わせ先】こども子育てサポートセンター(電話番号0942-30-9302、FAX番号0942-30-9718)
子どもの身体測定を行い、保健師や栄養士などが子育てや食事、健康などに関する相談にお応えします。
【問い合わせ先】こども子育てサポートセンター(電話番号0942-30-9302、FAX番号0942-30-9718)
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