トップ > 広報くるめ > コロナに負けない!一人一人の予防対策が新たな感染を防ぐ
感染がいったん落ち着いても、再び流行が起きる恐れもあります。一人一人が感染防止に取り組みましょう。
1人10万円が支給される特別定額給付金の申請書は、5月中に送付が完了しています。申請書が届いていない、記入の仕方が分からない、通帳を持っていない人などは、専用のコールセンターへ問い合わせをしてください。給付金を装った詐欺が増えています。怪しいと思ったら警察や消費生活センターに相談を。市の職員がATMの操作をさせたり、手数料の振り込みを求めたり、メールのURLをクリックさせたりすることは絶対にありません。
【久留米市特別定額給付金コールセンター】電話番号0942-30-9757、FAX番号0942-30-9742。 平日9時から17時まで
新型コロナの影響は長期化することが予想されます。これからは身近にコロナが存在する「Withコロナ」を意識した新しい生活様式に変えていかなければなりません。感染拡大の防止と社会経済活動の両立には、一人一人が感染予防を徹底した行動を実践することが大切です。
人と接するときはできるだけ間隔を2メートル開ける、マスクを着用する、帰宅したらすぐに手洗いをするなどを習慣として身に付けましょう。これからの季節は、マスクで顔を覆うと体温が上昇し、熱中症のリスクが高まります。喉が渇いていなくても、小まめに水分補給を。マスクを着けたままの激しい運動は避けてください。買い物や外食、公共交通機関を利用するときは、できるだけ混雑しない時間を選ぶことが大切です。
【問い合わせ先】保健予防課(電話番号0942-30-9730、FAX番号0942-30-9833)
新型コロナウイルスで消費低迷が続く中、挽回に向けて奮闘する皆さんにインタビューしました。
宇佐川花園代表
宇佐川英明さん
ガーベラの生産を始めて15年たちますが、今までで一番大変な思いをしました。東日本大震災の時より、今回のコロナの方が参りました。3月・4月は卒業式や入学式など1年で一番イベントが多い時期です。春に出荷するためには、冬場に暖房を使って栽培しなければなりません。やっと出荷できると思った矢先に、新型コロナの影響で相次いでイベントが中止になりました。市場に持って行くも、価格は例年の4割程度に。それでも、出荷するしかありませんでした。5月の母の日以降、少しずつ需要は戻ってきています。
花は多くの飲食店にも飾ってもらっています。生産者が活気を取り戻すためには、飲食店を始め消費者の皆さんも一緒になって、社会全体を盛り上げてくれることだと思っています。
福岡県理容生活衛生同業組合 久留米支部支部長
緒方末雄さん
理容店や美容室は、社会生活に必要だと判断され、緊急事態宣言の間も、自粛の対象から外れていました。ところが他県の美容室でクラスターが発生。理・美容室で感染するのではないかとか、店が休業になっているのではないかと思う人も多く、客足が遠のきましたね。そこで福岡県理容生活衛生同業組合の久留米支部は、安心して来店してもらうことが何より大切だと考え、市内85店舗の組合店に消毒液とマスクを2回にわたり配布しました。客同士の間隔を広く取り、椅子やシャンプー台を除菌、換気などの予防対策をまとめたチラシも配布。全ての店舗で徹底しています。
理・美容師の国家試験は、公衆衛生学や感染症、消毒法が必須項目。はさみやカミソリの消毒を徹底することは、我々にとって当たり前のことです。当たり前すぎて、わざわざ見せるものではないと思っていました。しかし、新型コロナが発生してからは、見える所で消毒をして、安心を実感してもらえるようにしています。
マスクを着けたままでは、耳の後ろが散髪しにくいため、店によっては紙のコーヒーフィルターに両面テープを付け、口周りに貼ってもらっているそうです。それぞれの店が工夫して営業を続けてきました。「やっと散髪に来れた。さっぱりして気持ちよかね」と、常連さんが戻ってきています。自粛をしている業種もたくさんある中で、営業できることに今は感謝の気持ちしかありません。
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