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5月から始める熱中症予防(令和2年5月15日号)

今からちょこちょこ飲みを

5月から注意が必要

 昨年、久留米市の熱中症による救急搬送件数は、5月から9月まで186件でした。熱中症は夏に起こりやすいと思われがちですが、暑さに体が慣れていない5月から増え始めます。正しい予防法を知り、普段から気を付けることで熱中症を防ぐことができます。

予防のポイント

 屋外だけでなく、屋内でもかかることがある熱中症。昨年、久留米市で発生した屋内での件数は、全体の3分の1でした。熱中症はちょっとした行動で予防することができます。家にいるときも、油断せずしっかり次のような対策をしてください。

  • のどが乾いていなくても、小まめに水分補給
  • 室内ではカーテンやすだれを活用し、家の中の風通しを良くするために換気を行う。特に暑いときは我慢せず、エアコンを活用
  • 気温に合わせて脱ぎ着しやすく、通気性の良い服を着る
  • 外出時は、日傘や帽子で対策を行い、小まめな休息を取る

 重症化しやすいといわれる高齢者や乳幼児、糖尿病や腎臓に持病のある人は、特に注意が必要です。高齢者は、暑さやのどの渇きを感じにくくなることから、脱水症状を起こしやすくなります。乳幼児は、体温調節が難しいため、周りが気に掛けることが大切です。誰でもかかる危険性があるので、自分は大丈夫と油断せず、熱中症対策を心掛けましょう。

【問い合わせ先】健康推進課(電話番号0942-30-9331、FAX番号0942-30-9833)

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