昨年、久留米市の熱中症による救急搬送件数は、5月から9月まで186件でした。熱中症は夏に起こりやすいと思われがちですが、暑さに体が慣れていない5月から増え始めます。正しい予防法を知り、普段から気を付けることで熱中症を防ぐことができます。
屋外だけでなく、屋内でもかかることがある熱中症。昨年、久留米市で発生した屋内での件数は、全体の3分の1でした。熱中症はちょっとした行動で予防することができます。家にいるときも、油断せずしっかり次のような対策をしてください。
重症化しやすいといわれる高齢者や乳幼児、糖尿病や腎臓に持病のある人は、特に注意が必要です。高齢者は、暑さやのどの渇きを感じにくくなることから、脱水症状を起こしやすくなります。乳幼児は、体温調節が難しいため、周りが気に掛けることが大切です。誰でもかかる危険性があるので、自分は大丈夫と油断せず、熱中症対策を心掛けましょう。
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