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Web版ハザードマップと避難情報配信サービスをスタート(令和2年5月15日号)

備えで変わる 避難行動

 久留米市は、今年度から災害対策として、Web版ハザードマップと避難情報配信サービスを始めました。パソコンやスマホを使って校区ごとの浸水想定や避難所への案内を検索。携帯電話などを使わない人向けに固定電話やファクスで避難情報を知らせます。

避難所まで誘導

 久留米市は、減災対策の取り組みとして、Web版ハザードマップを作成しました。パソコンやスマホで、市内全域の危険箇所や指定避難所を見ることができます。地図上で見たい地点を選択し、印刷することも可能。英語・中国語・韓国語版もあります。
 避難判断マップ、土砂災害ハザードマップ、道路冠水注意マップの3種類があり、重ね合わせて表示できます。市内にある142カ所の指定避難所がアイコン表示され、住所や電話番号、収容人員などを確認できます。Googleマップと連動していて、希望する場所や現在地から避難所までのルート検索も可能です。河川ごとの浸水の深さも表示します。ただし、気象状況で実際の洪水や冠水状況などと異なる場合があります。
 自宅の2階など屋内の安全な場所に待機する「垂直避難」か、指定避難所などに移動する「水平避難」のどちらが安全に避難できるかを事前に確認しておくことも重要です。
 これまで46校区ごとに作成していた紙面版ハザードマップの配布も継続し、市ホームページで公開しています。

固定電話などに情報発信

 6月から、携帯電話などを持たない人向けに固定電話かファクスで避難情報を配信します。避難準備など警戒レベル3以上の避難情報や避難所の開設情報を知らせます。このサービス開始で、防災ラジオの販売は終了します。

登録の対象になる世帯

  1. 家族全員が携帯電話やスマホを持っていない世帯
  2. 携帯電話やスマホを持っているが緊急速報メールを受信できない世帯
  3. 身体障害者手帳を持っている人がいる世帯

 いずれかに該当し、希望する人は登録申込書を防災対策課か、各総合支所地域振興課に提出してください。申込書は問い合わせ先に準備しています。

【問い合わせ先】防災対策課(電話番号0942-30-9074、FAX番号0942-30-9712)

手助けが必要な人は登録を 避難行動要支援者名簿

 介護が必要な人や障害のある人など、災害時に自分や家族の力だけで避難することが難しい人の命を守るために「避難行動要支援者名簿」を作っています。日頃の声掛けや災害時の避難情報の伝達、安否確認などに活用します。
 登録を希望する人は問い合わせ先や各総合支所市民福祉課などで随時受け付け。申込書は市ホームページ、問い合わせ先、各総合支所市民福祉課などにあります。

【問い合わせ先】地域福祉課(電話番号0942-30-9174、FAX番号0942-30-9752)

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