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続く、新型コロナウイルスとの闘い「緊急事態宣言」も延長(令和2年5月15日号)

終息に向け一丸で乗り越える

 新型コロナウイルス感染症の、一刻も早い終息には市民の皆さんの協力が必要です。みんなで支え合いながら切り抜けましょう。
(注意)記事は5月7日時点で制作しています

 久留米市は新型コロナ対策のため、一般会計補正予算を提案。5月1日に開かれた臨時議会で可決されました。補正額は過去最大規模の約337億円。これには、国が一人当たり10万円を支給する特別定額給付金の予算305億円を含んでいます。
 主なものは市が独自に行う対策や国の緊急経済対策を活用する13の事業。「帰国者・接触者外来体制の強化」、「GIGAスクールの実現と光回線」など、さまざまな分野で支援をしていきます。
 5月31日(日曜)まで「緊急事態宣言」が延長されました。県の休業要請なども同日まで延長され、本市もスピード感を持って、独自支援策の追加を検討しています。

【問い合わせ先】財政課(電話番号0942-30-9117、FAX番号0942-30-9703)

コロナに負けない!久留米市の新型コロナ対策 長期的な視点で感染拡大防止

 事態の長期化を見据えて、さまざまな対策と支援が必要になっています。そこで市独自に「安定した医療体制を強化」・「休校中でも学びを止めない」を柱に支援策を展開します。

健康 安定した医療体制を強化

24時間電話受付

 市内の医療機関や医師会と協力して「久留米市新型コロナウイルス感染症地域外来・検査センター」を新設。地域のかかりつけ医を通して受診から検査までをスムーズに行う体制を作りました。感染者の増加に対応できるよう、PCR検査は民間の検査機関にも依頼します。
 指定医療機関を中心に高機能マスクを提供し、医療体制の崩壊を防ぎます。
 増加する相談や問い合わせに対応するため、民間のコールセンターに夜間受付を設け、24時間受け付けます。

市内のホテルで受け入れ

 重症者の治療を確保するため、市内のホテル「東横INN西鉄久留米駅東口」で、無症状や軽症の患者の受け入れを開始しました。医師や看護師、県と市の職員が24時間態勢で対応します。

【問い合わせ先】総務医薬課(電話番号0942-30-9724、FAX番号0942-30-9833)

教育 休校中でも 学びを止めない

家庭学習をサポート

 自宅で学習できるように教科書に基づいた学習プリントを配布します。先生がチェック、コメントを記入して返却。学習の進み具合を確認していきます。学習の効率を高めるため、デジタル教材を活用。動画やスライドを使った解説で学習を補います。学びだけでなく、子どもたちが楽しめるように、ラジオ体操や学校の先生からのメッセージなどさまざまな内容で、休校中のストレスを和らげるための支援を行っていきます。

学習用パソコンを整備

 児童生徒一人一人がパソコンを持つ環境を目指す国の計画「GIGAスクール」を前倒しします。市立小学5・6年生と中学1年生の約5400台分に加え、小学4年生までと中学2・3年生の1万900台を新たに整備します。

【問い合わせ先】教育ICT推進課(電話番号0942-36-9770、FAX番号0942-35-9930)

北野・城島・三潴に光回線

 GIGAスクールの実現には、インターネットを快適に使える環境が必要です。光回線が未整備だった北野・城島・三潴地域の整備を進めます。

【問い合わせ先】情報政策課(電話番号0942-30-9060、FAX番号0942-30-9708)

「おこめ券」で家計を支援

 休校で給食の提供ができず、家計に影響が出ています。就学援助受給世帯の子どもたちを対象に、一人当たり20キログラム相当の「おこめ券」を支給します。

【問い合わせ先】学校保健課(電話番号0942-30-9273、FAX番号0942-30-9719)

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