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これ、知ってる!?【26】(令和2年5月15日号)

地方病から住民を救ったハンター博士

 戦前から戦後にかけて久留米で、日本住血吸虫病という病気が流行。原因となった吸虫は、筑後川に生息していた巻き貝の一種ミヤイリガイを中間宿主としていました。駐日アメリカ軍のハンター博士は、2年間の研究の末、貝の駆除に成功。病気に苦しんできた住民は、昭和27(1952)年に、長門石小学校に胸像を建て、その功績をたたえました。平成2(1990)年、福岡・佐賀の両県により、日本住血吸虫病の根絶が宣言されました。

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