新型コロナウイルス感染症が世界的に流行拡大しています。国内も患者の増加を受け、政府はイベントの自粛や小・中学校などの休校を要請しました。
久留米市は2月下旬から、主催イベントを原則中止か延期。3月7日から公共施設を順次閉鎖し、3月9日からは、市立の小・中学校、特別支援学校、高校を臨時休校としました。
休校期間も保護者が仕事を休めず、預け先が無い小学1・2年生を学校で受け入れています。子どもの学習を止めないため、学習支援サイトでの自学を促して授業を補完しています。教育ICT活用推進校の田主丸小学校では、5年生の2クラスでオンライン朝の会を実施。未来の学びの姿を実証する取り組みも進めています。
さまざまな自粛要請で市民の皆さんの外出の機会も減少。それに伴って地域経済にも深刻な影響を及ぼしています。市は、市内の中小企業の経営を支援するため、商工業者向けの相談窓口を開設し、特別融資制度も準備しました。さらに、市の発注工事代金の支払いを迅速化。資金繰りをサポートしています。
大久保勉市長は「新型コロナウイルス感染拡大防止に向けて」と題した市長メッセージを発表しました。その中で「最大級の危機感をもって対応する」と表明し、「最も重要なことは一人一人の感染予防です」と協力を呼び掛けました。
【問い合わせ先】新型コロナウイルス対策本部(総務医薬課内、電話番号0942-30-9724、FAX番号0942-30-9833)
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