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4月4日(土曜)から5月31日(日曜)まで
久留米市美術館は九州洋画の体系的なコレクションを目指し、作品収集を続けています。収集が進行形である、という意味を込めた「久留米市美術館のコレクションing」展を開催します。
「久留米市美術館のコレクションing」展では、4月4日(土曜)から5月31日(日曜)まで九州にゆかりのある洋画家の作品を中心に紹介します。昨年度までに、市美術館が新たに収集した作品約40点や、石橋財団アーティゾン美術館(旧ブリヂストン美術館)所蔵の作品、個人の寄託作品など約120点を展示します。
第3弾の今回は、制作時の画家の年齢に注目した企画展です。論語の「吾十有五にして学に志し」から始まる一節を基に作品を6章に分け、10代から80代までの年齢順に作品を紹介。20代の青木繁の勢いがある筆使いのスケッチや、80代の坂本繁二郎の静かで穏やかな静物画などを見ることができます。
紹介する画家の多くは、10代で画家になりたいという思いを持ち、絵の道に進むことを決意しています。上京や海外留学などを経験し、自らの芸術を追求していった画家の歩みがそれぞれの世代の作品にも反映されていく様子が見られます。
彼らの言葉もパネルで紹介します。若くして亡くなった青木繁の「われは丹青によって、男子たらん」や、80代までひたむきに制作を続けた坂本繁二郎の「生まれ変わってもまた画家になりたい」といった言葉には、それぞれの画家としての制作態度が表れています。
【問い合わせ先】久留米市美術館(電話番号0942-39-1131、FAX番号0942-39-3134)
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