2月1日(土曜)から3月22日(日曜)まで
久留米市美術館は、ワルシャワの国立フリデリク・ショパン研究所附属フリデリク・ショパン博物館(NIFC)の協力で、「ショパン 200年の肖像」展を開催します。日本初公開となる貴重な自筆譜など多彩な資料や、美術作品、書籍約250点を展示します。
繊細な調べで知られる作曲家、フリデリク・ショパンは1810年、ポーランドに生まれ、わずか7歳で「ポロネーズ第11番ト短調」を作曲。39歳で亡くなるまでに「ノクターン第2番」や「子犬のワルツ」など200曲以上を作りました。ピアノの詩人と呼ばれたショパンの、短く燃えた生涯と音楽は長く人々に愛されています。
生誕から200年を経て開かれる本展は、混迷する19世紀のワルシャワやパリに生き、人を愛し、音楽の可能性を追求した彼の実像に迫ります。
ショパン自筆の楽譜や、交流のあったアリ・シェフェールによる絵画「フリデリク・ショパンの肖像」は日本初公開。ポーランドから国外に出ることの少ない作品を鑑賞できる、貴重な機会です。
会場には、ショパンが暮らしたポーランドやパリの風景などを描いた物や、彼の音楽に刺激を受けて制作された作品など、約250点を展示します。
本展は、日本とポーランドの国交樹立100周年を記念し、昨年10月から全国4会場で巡回開催されます。
市美術館と文化ホールのある石橋文化センターは、施設全体が一つのミュージアム。美術や音楽など幅広い芸術が楽しめます。本展は文化センターにふさわしい企画展。会期中、ショパンをテーマにしたコンサートや講演会などを開催します。
【問い合わせ先】久留米市美術館(電話番号0942-39-1131、FAX番号0942-39-3134)
ポーランドの文化と音楽に精通した2人が、若き日のショパンをトークとピアノでたどります。
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