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ショパン200年の肖像(令和2年1月15日号)

これまでのショパンこれからのショパン ピアノの詩人のすべて

2月1日(土曜)から3月22日(日曜)まで

 久留米市美術館は、ワルシャワの国立フリデリク・ショパン研究所附属フリデリク・ショパン博物館(NIFC)の協力で、「ショパン 200年の肖像」展を開催します。日本初公開となる貴重な自筆譜など多彩な資料や、美術作品、書籍約250点を展示します。

生涯に迫る企画展

 繊細な調べで知られる作曲家、フリデリク・ショパンは1810年、ポーランドに生まれ、わずか7歳で「ポロネーズ第11番ト短調」を作曲。39歳で亡くなるまでに「ノクターン第2番」や「子犬のワルツ」など200曲以上を作りました。ピアノの詩人と呼ばれたショパンの、短く燃えた生涯と音楽は長く人々に愛されています。
 生誕から200年を経て開かれる本展は、混迷する19世紀のワルシャワやパリに生き、人を愛し、音楽の可能性を追求した彼の実像に迫ります。

ポーランドの至宝 久留米に

 ショパン自筆の楽譜や、交流のあったアリ・シェフェールによる絵画「フリデリク・ショパンの肖像」は日本初公開。ポーランドから国外に出ることの少ない作品を鑑賞できる、貴重な機会です。
 会場には、ショパンが暮らしたポーランドやパリの風景などを描いた物や、彼の音楽に刺激を受けて制作された作品など、約250点を展示します。
 本展は、日本とポーランドの国交樹立100周年を記念し、昨年10月から全国4会場で巡回開催されます。

芸術を幅広く堪能

 市美術館と文化ホールのある石橋文化センターは、施設全体が一つのミュージアム。美術や音楽など幅広い芸術が楽しめます。本展は文化センターにふさわしい企画展。会期中、ショパンをテーマにしたコンサートや講演会などを開催します。

  • 日時=2月1日(土曜)から3月22日(日曜)までの10時〜17時。入館は16時30分まで
  • 入館料=1000円。65歳以上700円。高校生以下無料。15人以上の団体割引あり
  • 休館日=月曜。2月24日(休日)は開館

【問い合わせ先】久留米市美術館(電話番号0942-39-1131、FAX番号0942-39-3134)

関連イベント

 ポーランドの文化と音楽に精通した2人が、若き日のショパンをトークとピアノでたどります。

【ショパン 誕生から二十歳の旅立ちまで】

  • 日時=3月1日(日曜)14時〜。開場は13時
  • 会場=石橋文化ホール
  • 料金=全席自由2,000円。大学生以下は1,000円。チケットは情報サテライト、プレイガイドで販売。公演チケット提示で、本展会期中1回限り入館無料

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