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コロナ人権 間違った情報を広めない(令和2年12月15日号)

感染症差別が起きています

 感染した人やその家族、医療従事者などが差別や偏見にさらされ、不当な対応を受けています。SNSで中傷されたり、家の壁に落書きされたりといった事例も。医療従事者がタクシーの乗車を拒否された例もあります。
 こうした差別や中傷は、相手を深く傷つけます。差別を恐れて、症状のある人が受診をためらい、感染拡大を招くかもしれません。私たちの健康や生活を守る医療従事者や福祉施設の職員など社会や生活を支える人たちに差別や偏見ではなく、感謝の気持ちを持ちましょう。

情報も3密に注意

 うわさ話やSNSで真実でない事が本当のように語られている場合があります。そうとは気付かずに、間違った情報を広めているかもしれません。国や県、市が発信する情報を確認し、冷静に判断してください。
 情報にも注意すべき3密があります。

  • 密閉された情報=情報源が1つなのに信じていませんか
  • 密集した情報=みんなが言っているから、「いいね」の数が多いからと信じていませんか
  • 密接な情報=身近な人からの情報だからと信じていませんか

「ソ・ウ・カ・ナ」の合言葉

 情報を入手したときは、一度立ち止まって「ソ・ウ・カ・ナ」の合言葉で本当に正しい情報かを考えましょう。

  • 【ソ】ソクダン(即断)するな
     すぐに決め付けず、正しい情報かよく調べる
  • 【ウ】ウ(鵜)のみにするな
     情報には個人の意見や印象が混ざっていることがある
  • 【カ】カタ(片)寄るな
     事実に見えても、他の見え方はないかを調べる
  • 【ナ】ナカ(中)だけ見るな
     他にも情報がないかを調べる

 ウイルスに対する恐怖は誰にでもあります。正しく知り、正しく恐れて、みんなで支え合いながら差別のない社会を目指しましょう。

【問い合わせ先】人権啓発センター(電話番号0942-30-7500、FAX番号0942-30-7501)

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