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第55回 くるめ学生通信(令和2年12月1日号)

大学生が、久留米市の仕事を取材し、発信するシリーズです

市民の生涯学習をサポート

今回の記者:久留米工業大学(3年)三塩梨紗さん

 「青年ボランティア」のチラシを見て興味を持っていました。生涯学習推進課が担当していると分かって、仕事内容を知りたいと思い、同課の塩足亮二さんに話を聞きました。

生涯学習推進課はどんな仕事をしているのですか。

 市民の皆さんが「いつでも、どこでも、誰でも」学習することができる環境づくりをしています。課の事務室はえーるピア久留米内にあり、学習の場や機会を提供するため、施設貸し出しや学習講座の開催、地域で行われるさまざまな活動に対する支援をしています。学生の皆さんに関わりがあるものだと、青年ボランティアや成人式に関する仕事ですね。

青年ボランティアの活動について教えてください。

 子どもたち向けの体験活動を企画したり、運営したりする活動です。ボランティアの皆さんが研修の企画から運営の準備、子どもたちへの指導まで行うため、大変なことも多いですが、子どもの成長を間近で見ることができ、ボランティアスタッフ自身も大きく成長できます。
 例えば、沖縄県で現地の小学校と交流や、海洋研修をして団体生活とその楽しさを学ぶ「久留米市少年の翼」や、グループ活動から生きる力を育む「アドベンチャーキャンプ」といった事業の中でボランティア活動に関わってもらっています。
 私たちは、各市民団体と一緒にボランティアスタッフの発掘・育成、研修会の開催、事業のPRなどをしています。研修には課の職員も行きます。スタッフの事前研修も充実していて、1人で参加する人や初めての人も、安心して参加できます。

成人式はどのように開催されるのですか。

 久留米市は、市と校区コミュニティ組織との共催で成人式を行っています。市全体で1カ所の開催ではなく、地域ごとに開催している点が大きな特色。生まれ育った地域の皆さんや小・中学校時代の恩師からの祝福を間近で受けられます。とても温かみのある成人式が開催されているんですよ。生涯学習推進課は、開催場所や時間を取りまとめ、対象の人に案内を送付し、広報なども行います。1月10日(日曜)の成人式に向けて校区コミュニティ組織と一緒に準備を進めている最中です。


市民が学習する環境の整備から成人式まで幅広く市民に関わる仕事で、身近なところでサポートしてもらっていることが分かりました。ボランティア活動を通して子どもも大人も成長することができると知り、ますます興味が湧きました。


【問い合わせ先】広報戦略課(電話番号0942-30-9119、FAX番号0942-30-9702)

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