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自然と調和する石橋文化センター 秋映えスポット再発見(令和2年10月15日号)

 四季折々の花が咲き誇る久留米の名所・石橋文化センター。これからの季節は、バラが園内を彩り、紅葉、ケヤキ、イチョウが色づき始めます。秋のお薦めスポットを同センターの職員が紹介します。

【問い合わせ先】石橋文化センター(電話番号0942-33-2271、FAX番号0942-39-7837)

観る 名画と出合う美術館

 石橋文化センターの中心に位置し、象徴になっているのが、美術館です。昭和31年にブリヂストンの創業者・石橋正二郎氏が同センターを寄贈した当初から、美術館は久留米市の文化芸術の拠点として、多くの皆さんに親しまれてきました。平成28年に石橋美術館から久留米市美術館へ。市美術館になって、これまで24回の展覧会を開催し、入館者は35万人を突破しました。さまざまな時代や国内外の美術作品と出合える場所です。石橋正二郎記念館では、郷土を愛し、自然を愛し、久留米を「楽しい文化都市」にしたいと願った正二郎氏の一生や同センターの歴史を学べます。

食べる 久留米が凝縮楽水亭

 昭和46年に休憩所として完成した「楽水亭」は、平成18年にカフェ&ギャラリーショップにリニューアルしました。籃胎漆器や久留米絣などの地元の特産品を販売。地元産の食材を使った御膳やスイーツも提供しています。絵画をイメージしたミュージアムケーキセットも人気。テークアウトできるホットドッグやたい焼きを食べながら、散策するのもお薦めです。

聴く 正二郎氏が愛した日本庭園

 美術館の隣に「和のゾーン」があります。池や滝、梅林の周りに散策路を巡らした日本庭園で、正二郎氏が自ら構想したスポットです。耳納連山の山石も使用されています。真っ赤に染まった紅葉と3メートルの高さから流れる滝の水音は、どことなく異空間。鈴虫の鳴き声を聞きながら、ゆっくりした時の流れを感じることができます。10月中旬から見頃を迎えるバラ園では、ガーデンコンサートを開催。秋風に乗る生演奏を楽しむことができます。

ローズガーデンコンサート

  • 開催日=10月31日(土曜)、11月1日(日曜)、3日(祝日)、21日(土曜)、22日(日曜)、23日(祝日)

コロナ対策して散策を

 園内では人と人との距離にゆとりを持ってください。マスク着用、小まめな手洗いもお願いします。

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