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9月議会で補正予算を可決(令和2年10月1日号)

新たな感染対策と災害 復旧に重点

 9月23日の市議会で、新型コロナ対策や豪雨災害復旧支援のための補正予算が可決されました。新型コロナ感染症対策で約13億円、災害復旧支援で約17億円など、補正総額は約40億円です。市の一般会計の予算総額は約1,750億円になります。

コロナ 対策 感染予防体制の強化

 新型コロナの感染拡大に対応するため、医師会や医療機関と連携し、検査体制の強化などを行います。

【地域外来・検査センター増設】
 増加する検査数に対応するため、新型コロナの検査体制を強化します。市内の医療機関に「地域外来・検査センター」を2カ所新設し、3カ所に。かかりつけ医など市内の医療機関から紹介された患者の検査を集中して効率的に行います。
【簡易PCR検査ボックスの購入補助】
 指定医療機関や帰国者接触者外来、地域外来・検査センターに、検体採取用の簡易PCR検査ボックスの整備を支援します。ボックスは、透明なパネルでできていて、中に入って手だけを出せるようになっています。医師が中から手袋をして検体採取を行います。感染者と接することなく検査や診療ができ、医療従事者の感染リスクを減らせます。
【感染者などを移送する車両の更新】
 感染者や濃厚接触者を、自宅から医療機関などへ運ぶ公用車を導入します。二次感染を防ぐため、運転席と後部座席の仕切りや換気設備を付け、車椅子を積むための電動リフトも搭載します。

【問い合わせ先】総務医薬課(電話番号0942-30-9724、FAX番号0942-30-9833)

コロナ 支援策 オンライン活用を加速

 感染しない、他の人にうつさないために新しい生活様式を意識しなければなりません。オンラインを使った取り組みを進めていきます。

【市役所窓口の手続きを電子化】
 3密を回避するために「触れない」「書かない」「待たない」e-市役所窓口を実現します。Webサイトで転出・転入などの情報を入力し、QRコードを発行。窓口で読み取ることで迅速な事務処理が可能になります。
 来年度から市民課、各総合支所、各市民センターで導入する予定です。

【問い合わせ先】情報政策課(電話番号0942-30-9060、FAX番号0942-30-9708)

【オンライン合同会社説明会】
 コロナ禍で厳しい状況が続いている求職者や学生の就職活動と、市内企業の採用活動を支援するため、オンライン合同会社説明会を実施します。
【オンライン環境の強化】
 久留米地域職業訓練センターに高速回線などを整備し、Webで会社説明会や会議ができる環境を整えます。

【問い合わせ先】労政課(電話番号0942-30-9046、FAX番号0942-30-9707)

コロナ 支援策 融資や奨励金を拡充

 新型コロナは企業の売上減少を招くなど経済にも大きな打撃を与えています。感染症対策をしながら経済と両立できるように引き続き支援していきます。

【中小企業金融対策】
 5月から小規模事業者向けに資金繰りを支援しています。申し込み件数が想定より多かったので、融資枠を増やします。利率は0.8%で、貸付期間は10年以内。据え置き5年以内。融資額は350万円までです。最大5年間は実質無利子。保証料も市が負担します。
【事業継続力強化促進奨励金】
 自然災害や感染症の影響を踏まえ、防災と減災に取り組むための「事業継続力強化計画」を策定し、国の認定を受けた事業者に奨励金30万円を支給します。
 新型コロナの影響で売り上げが5%以上減少したことに加え、豪雨などの被害を受けた事業者が対象です。

【問い合わせ先】商工政策課(電話番号0942-30-9133、FAX番号0942-30-9707)

【バイオ産業振興】
 久留米リサーチパークが支援する新型コロナ予防の研究開発の費用を助成します。
 新型コロナ感染症予防のための免疫力を高めるサプリメントや食品などを開発する企業を応援します。

【問い合わせ先】新産業創出支援課(電話番号0942-30-9136、FAX番号0942-30-9707)

7月豪雨からの早期復興へ 設備や施設の復旧助成

 7月の豪雨で、大きな被害を受けた農業者などに対し、復旧に向けた事業や支援を進めていきます。

農産物被害への支援

【園芸農業被害などの補助】 
 被害を受けた農作物の種苗や資材の購入費用、土砂撤去の費用などを支援します。国が50%補助し、市が5%上乗せします。
【畜産振興の補助】
 大雨で流出した牧草・わらなどに代わる粗飼料や、肉用鶏の再生産に必要なひなの購入を支援します。県が50%補助し、市が5%上乗せします。

機械や施設の復旧支援

【修繕費用などの補助】
 被災した園芸・畜産施設や機械の再取得や修繕などの費用を補助します。施設の復旧は国と県で80%の補助。機械の復旧は国と県が50%補助し、市が30%上乗せします。
【畜産振興の補助】
 大雨で流出した牧草・わらなどに代わる粗飼料や、肉用鶏の再生産に必要なひなの購入を支援します。県が50%補助し、市が5%上乗せします。

機械や施設の復旧支援

【修繕費用などの補助】
 被災した園芸・畜産施設や機械の再取得や修繕などの費用を補助します。施設の復旧は国と県で80%の補助。機械の復旧は国と県が50%補助し、市が30%上乗せします。

【問い合わせ先】生産流通課(電話番号0942-30-9164、FAX番号0942-30-9717)

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