トップ > 広報くるめ > 市政の動きプラス 2日で1カ月の倍の雨量 記録的大雨が発生
8月27日夕方、夜間の大雨が予想されたため、久留米市は土砂災害警戒区域がある11校区に避難所を開設しました。20時38分の土砂災害警戒情報の発表後、直ちに災害対策本部を設置。28日未明には福岡・佐賀・長崎県に大雨特別警報が発表され、市内でも激しい雨に。市は河川の水位基準に基づき、44カ所に避難所を拡大しました。
26日から28日までの久留米市の総降水量は399ミリメートルで、8月の平年降水量の倍以上を記録。近隣自治体では死者が出るほどの災害となりました。市内の被害は30日現在で、床上・床下浸水133件の他、道路の損壊や河川の溢水などが市内各所で発生し、避難者は最大545人に上りました。
久留米市は避難所の開設時点から、ホームページやフェイスブックで避難情報や支援内容などを迅速に情報発信しました。中でも、フェイスブックでの被災現場写真のリアルタイム配信が活躍。「写真で状況が手に取るように分かった」「この投稿に助けられた」などの声が寄せられました。公式アカウント名は「キラリ久留米」。ページに「いいね」しておくと投稿が配信されます。
被害の復旧のために、市は相談窓口を設置したり、災害ごみを受け入れたりしています。今後は、同様の被害が発生しにくい環境づくりに向けて、国や県と連携して環境整備に取り組みます。
【問い合わせ先】防災対策課(電話番号0942-30-9074、FAX番号0942-30-9712)
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