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久留米市美術館 とき・ひと・美をむすぶ(令和元年9月1日号)

市美術館のイベントや所蔵作品を紹介します。

10期目の石橋正二郎記念館

 石橋正二郎記念館の作品展示コーナーは、現在早くも10期目を迎えています。
 7月、東京のブリヂストン美術館がアーティゾン美術館に館名を変えた事に絡めて、昭和27年1月のブリヂストン美術館開館記念展で展示された作品を紹介するとともに、正二郎の美術館創設への熱い思いも紹介しています。
 同記念展は、外国作品55点、日本作品55点、彫刻9点で構成され、「左右の部屋を、日本の画家と西欧の画家と、それぞれ対照的に同じ点数くらいの絵を掲げ、西欧の才能と同時に日本人の芸術的才能も常に見守ってもらいたい」という正二郎の理想を形にしたものでした。日本作品55点の内訳は、浅井忠3点、黒田清輝4点、藤島武二36点、青木繁12点で、藤島と青木の作品が正二郎コレクションの核になっていたことが分かります。【副館長:森山秀子】

【問い合わせ先】市美術館(電話番号0942-39-1131、FAX番号0942-39-3134)

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