トップ > 広報くるめ > 市民と共にさまざまな支援に取り組む

着実に進む大雨からの復旧(令和元年8月15日号)

市民と共にさまざまな支援に取り組む

 台風5号に伴う7月21日の大雨は、久留米市内に大きな被害をもたらしました。
 48時間降水量は402.5ミリメートルで、観測史上1位を記録。42カ所に開設した避難所には、最大で270世帯、505人が身を寄せました。推計で床上浸水が196件、床下浸水が120件発生。他にも道路の損壊や中小河川の氾濫などが発生し、さまざまな支援や対策が必要になりました。
 市は、市民や商工業者、農家の皆さんの相談窓口の開設や、災害ごみの受け入れ、家屋の消毒などを実施しました。市社会福祉協議会は災害ボランティア相談窓口を設置。床上浸水の世帯でボランティアの皆さんが、掃除や片付けを手伝いました。床上浸水被害を受けた江頭史剛さん(東櫛原町)の自宅は、水が床上約20〜30センチメートルほどまで来たそう。「浸水自体はある程度諦めがついたが、どこまで上がってくるのかと不安でした」と、当時を振り返りました。

▲このページの先頭へ