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ぼくと わたしと みんなの tupera tupera絵本の世界展(令和元年8月1日号)

大人も楽しめるデザインや仕掛け

原画ならではの魅力

 高いデザイン性によってまとめられた色と形、大人でも思わず笑ってしまう仕掛けなど、たくさんの魅力が詰まったtupera tuperaの絵本。原画を見ると、本では見えにくい細部まで作り込まれていることが分かります。
 例えば「パンダ銭湯」に登場するパンダの黒は、どれも同じに見えますが、部分ごとに質感の異なる紙が使われています。

約300点の作品が一堂に

 代表作である絵本の原画を中心に、活動初期の布雑貨、イラストレーションやアニメーションの約300点を展示。tupera tuperaの軌跡をたどる大規模な展覧会を開催します。

  • 会期=8月6日(火曜)から9月8日(日曜)まで
  • 時間=10時〜17時(入館は16時30分まで)。8月18日(日曜)は18時30分まで延長(入館は18時まで)
  • 会場=久留米市美術館本館1階
  • 休館日=月曜(8月12日(休日)は開館)
  • 入館料=一般800円、シニア600円、大学生500円、高校生以下無料。ただし、15人以上の団体やシニアは割引あり。

【問い合わせ先】久留米市美術館(電話番号0942-39-1131、FAX番号0942-39-3134)

「本屋が選ぶ」でグランプリ 絵本作家tupera tupera

 亀山達矢と中川敦子による二人組ユニット。絵本やイラストレーションをはじめ工作や舞台美術、ワークショップや空間デザインなど幅広く活躍しています。2002年、二人は布雑貨の制作・販売からスタートしました。蛇腹状に飾ることができる絵本「木がずらり」をきっかけに、絵本の世界にも活動の幅を広げ、斬新なアイディアとユーモアにあふれる作品を次々に発表していきます。
 絵本にパンツをはかせるユニークな造本で注目された「しろくまのパンツ」では、第18回日本絵本賞読者賞と第2回街の本屋が選んだ絵本大賞グランプリを受賞。2018年には「わくせいキャベジ動物図鑑」が第23回日本絵本賞大賞に輝きました。

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