トップ > 広報くるめ > 7月21日未明から観測史上最大の豪雨
7月21日未明、台風5号に吹き込む風の影響で線状降水帯が発生。激しい雨が久留米を襲いました。24時間雨量335.5ミリメートル。観測史上最大の豪雨は、市民生活に大きな被害をもたらしました。久留米市は、即座に災害対策本部を設置し避難所を開設。翌日には相談窓口を設けるなど、市民の皆さんに寄り添います。
7月21日、日曜。参議院議員通常選挙の投・開票日。台風5号に、南から暖かく湿った空気が流れ込んだことで、未明から九州北部地方を中心に、「線状降水帯」が発生。猛烈な雨が降りました。久留米市で同日夕方までの24時間に降った雨量は335.5ミリメートル。平年の7月1カ月分を上回る雨量で、観測史上最大を記録しました。
21日4時30分、久留米市に土砂災害警戒情報が発令され、市は災害対策本部を設置。土砂災害の警戒区域のある11校区に避難勧告を発令しました。
降り続く雨で、河川の水位もみるみる増加。洪水による被害を防ぐため、最大で市内42校区に避難所を開設し、12万815世帯、27万3507人に避難勧告・指示を発令しました。
21時10分、洪水警報が解除されたため、土砂災害警戒11校区以外の避難所を閉鎖。22日18時40分に土砂災害警戒情報も解除され、全避難所を閉鎖しました。
降り始めから23日までの総雨量は、過去最大の474.5ミリメートル。市内では、床上・床下浸水や道路の損壊・陥没が発生。また、商工業者や農家などの被害も発生しています。
市は22日、市民や商工業者、ボランティア、農家の皆さんを対象とした相談窓口を開設。災害ごみの受け入れや浸水した家屋の消毒なども行い、市民の皆さんの復旧に寄り添います。
【問い合わせ先】防災対策課(電話番号0942-30-9074、FAX番号0942-30-9712)
この他にも、り災証明や災害見舞金、家屋の消毒などもあります。市ホームページで確認してください。
(注意)記事執筆の7月24日時点、各制度は当面継続の予定です。制度によっては、本紙の配布時点で終了していたり、変わったりする可能性があります。
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