トップ > 広報くるめ > 安武三反野遺跡から甕棺墓22基が出土

安武三反野遺跡から甕棺墓22基が出土(令和元年7月1日号)

 「安武三反野遺跡」の発掘調査で、弥生時代の甕棺墓22基が出土。6月15日に約100人の地元住民などを招いて現地説明会を行いました。
 甕棺墓は九州北部で多く行われていた埋葬方式で、今回の調査では、成人用の高さ1メートルほどの物や、乳幼児を埋葬したとされる50〜60センチメートルほどの物などが出土しました。
 甕棺墓の他にも、石棺墓や穴を掘っただけの土壙墓とみられる穴なども発見されました。北側に隣接する塚畑遺跡にあった集落の住民が作った墓地だったのではないかと考えられます。

【問い合わせ先】文化財保護課(電話番号0942-30-9225、FAX番号0942-30-9714)

▲このページの先頭へ