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第41回 くるめ学生通信

 大学生が、久留米市の仕事を取材し、発信するシリーズです。

意外と知らない?道の駅の役割

今回の記者:久留米大学(3年)大塚麻美さん

国道210号沿いにある「道の駅くるめ」。大きな駐車場にお店やレストランなどがあるけど、どんな場所なんだろう。駅長の半田祐介さんに話を聞きました。

道の駅くるめはどういう施設ですか?

 道の駅というと、農産物の直売所と思われる人が多いですが、実は、国土交通省が認定した道路施設なんです。駐車場やトイレを整備した休憩所や交通情報などの提供、市と連携した地域活性化の役割があります。災害時の避難所としての役割もあるんですよ。
 久留米は農業が盛んなので、市が農産物直売館を作り、野菜や手作りの加工食品などを販売。その他、地元の食材を使ったレストランで、久留米産の農産物をPRしています。

道の駅のお勧めの活用方法を教えてください

 農産物直売館では、地元の農家さんが採れたての野菜を直接持ち込むので、とても新鮮です。店頭に並ぶ野菜は、すべて生産履歴を出してもらい、きちんと栽培管理されているか確認しているので、安全なんですよ。7人の野菜ソムリエが居て、旬の野菜やお勧めの調理方法などのアドバイスも聞くことができます。
 情報休憩室は、交通情報をはじめ、耳納北麓地域の観光など、たくさんの情報があります。

特徴的な取り組みはありますか?

 道の駅のホームページ「おとりよせクルメ」で、直売館で扱う旬の野菜や加工品などをインターネットで販売しています。今年から、通販サイトのアマゾンでも販売を開始しました。

防災施設としてどういう設備があるんですか?

 毛布や水、食料などを備蓄していて、大地震などが起きたら避難所として開放します。自家発電機があるので、停電になっても電気が使えます。その他、敷地内のマンホールに設置して直接下水道に流す災害時用のトイレもあります。

今回の取材で道の駅くるめの役割や魅力を知ることができました。
生産者の皆さんが愛情込めて作った農産物は、どれも新鮮でおいしそうな物ばかり。消費者の「安心」を第一に考えている生産者と道の駅の職員の皆さんの努力や工夫に感動です。
それに、直売所としてだけでなく、情報を発信する場や避難所としての役割があることに驚きました。
道の駅くるめの魅力をもっと多くの人に知ってもらえたらなと思います。

【問い合わせ先】広報戦略課(電話番号0942-30-9119、FAX番号0942-30-9702)

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