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久留米市美術館 とき・ひと・美をむすぶ(平成31年4月1日号)

市美術館のイベントや所蔵作品を紹介します。

坂本繁二郎旧アトリエ 名作が生まれた場所

 石橋文化センター正門から一番奥まった場所に、久留米出身の洋画家・坂本繁二郎のアトリエがあります。パリ留学から帰国した坂本が、昭和6(1931)年に現在の八女市にあたる福岡県三河村緒玉の畑地に建築したものです。坂本は自宅から毎日歩いてアトリエに通い、代表作「放牧三馬」をはじめ数々の名作を生み出しました。
 アトリエは坂本の没後、昭和55(1980)年に、今の石橋文化センター園内に移築復元されました。
 普段は中に入ることができませんが、園内のイベントなどに合わせて特別公開されています。美術館で「没後50年 坂本繁二郎展」を見た後に、名作が生まれた場所で、画家の人生に思いをはせてみてはいかがでしょうか。【美術館担当次長:後藤純子】

【特別公開】

  • 日時=5月3日(祝日)から6日(休日)まで、11日(土曜)、12日(日曜)、6月8日(土曜)、9日(日曜)。
    各11時〜15時 

【問い合わせ先】市美術館(電話番号0942-39-1131、FAX番号0942-39-3134)

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