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若年末期がんの在宅療養と男性不妊治療をサポート(平成31年4月1日号)

医療費助成の充実で暮らしに安心を

 久留米市は、市民の皆さんが健康に安心して暮らせる環境を目指し、思いやりと育みのあるまちづくりを進めています。平成31年度に新規・拡充する医療費助成制度を紹介します。

若年末期がん患者の自宅療養をサポート

 39歳以下の末期がん患者が自宅で療養する時の、介護費用の一部を助成する「若年者の在宅ターミナルケア支援事業」を始めました。
 この年代は、介護保険の給付が受けられず、「制度のはざま」に。住み慣れた所で最期の時を過ごしたいのに、経済面で負担を感じる人も居ました。
 この制度は、訪問介護を受けたり、介護ベッドや車いすを借りたりする費用に対して、月額6万円を上限に補助。本人が負担する割合は1割で、その分をサービス事業者に払います。

【問い合わせ先】健康推進課(電話番号0942-30-9729、FAX番号0942-30-9833)

若年者の在宅ターミナルケア支援

対象
次を全て満たす人。
(1)39歳以下で久留米市に直近6カ月以上住民登録している
(2)末期がんの在宅療養で生活支援や介護が必要
(3)同様のサービスを他の制度で受けられない
利用方法
申請書と主治医の意見書を保健所に提出。
利用証が届いたら、市の登録事業者からサービスを受け、料金を支払ってください

男性の不妊治療35万円に助成を拡充

 不妊治療を希望する夫婦の経済的な負担を軽減するため、治療費の一部を助成しています。しかし、男性不妊治療の費用は平均約35万円なのに対し、これまでは20万円が上限でした。
 そこで、男性不妊治療の初回助成の上限を35万円に拡充しました。この内、5万円は市独自の財源で上乗せしました。4月1日以降に受けた治療が対象です。2回目以降の助成額などに変更はありません。

【問い合わせ先】こども子育てサポートセンター(電話番号0942-30-9731、FAX番号0942-30-9718)

男性不妊治療

対象治療
指定医療機関かそこから紹介された医療機関で行う体外受精か顕微授精の過程で精子を採取する手術
助成額
初回・上限35万円、2回目以降・上限15万円、2回目以降で年度初回・20万円
利用方法
治療を受けた後、申請書や領収書、住民票など必要書類をそろえて、こども子育てサポートセンターへ。
必要書類など詳細は市ホームページに掲載

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