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編集後記(平成31年3月15日号)

昨年、桜の下で記念写真を撮りました。祖母と祖父、私と姉と子どもたち。認知症の祖母と出掛けたお花見の一コマです。
祖母は言葉少なながらも、子どもたちの手を握ったり、おまんじゅうを食べたりとうれしそう。「認知症や障害のある人にとっては、考えを伝えること自体が難しい」。じんけんの絆の取材中、祖母の姿に重なり印象に残った言葉です。
お花見後しばらくして亡くなりましたが、気持ちに寄り添えていたかな、今も時々考えます。
また桜の季節。今年は新しいランドセルを背負った息子が、同じ桜の下を歩きます。

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