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久留米市美術館 とき・ひと・美をむすぶ(平成31年1月1日号)

市美術館のイベントや所蔵作品を紹介します。

8期目の石橋正二郎記念館

 石橋正二郎記念館の作品展示コーナーは、1月4日(金曜)から8期目となります。同コーナーでは、青木繁の作品収集に始まった正二郎の美術コレクション形成の歴史、青木作品の収集を勧めた坂本繁二郎や自身が傾倒した藤島武二ら、正二郎と関わりのあった画家たちのことをこれまでも紹介してきました。
 今期は、「洋画と日本画」というテーマで、青木繁と吉田博の洋画、冨田溪仙と近藤浩一路の日本画を展示しています。正二郎の美術コレクションに洋画が多いのは、彼が日本画より洋画を好んだからです。彼は洋画と日本画のそれぞれの良さを認識した上で、「すみからすみまでびっしり描きこまれている」画面に油絵画家の「努力」を感じ取りそこに共感したのです。今期は3月31日(日曜)までです。【副館長:森山秀子】

【問い合わせ先】市美術館(電話番号0942-39-1131、FAX番号0942-39-3134)

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