トップ > 広報くるめ > 食中毒を予防

食中毒を予防(令和元年12月15日号)

冬はノロウイルスに注意

特徴は感染力の強さ

 ノロウイルスによる食中毒は1年を通して発生し、特に冬季に流行します。ノロウイルスの感染は、汚染された食品を食べたときや感染者の嘔吐物などで人から人へうつるパターンがあります。少量のウイルスで発症する上、とても軽いため空中に浮遊し、さまざまな場所に付着します。症状は下痢、嘔吐、発熱など風邪に似ていて、特効薬はなく、点滴などの対症療法しかありません。

徹底した予防で連鎖を断つ

 ウイルスに汚染された二枚貝などの加熱不足の他、調理や盛り付けの際に手からウイルスが食品に付くなど、汚染経路はさまざまです。
 予防には次のことを心掛けましょう。

  1. 調理前や食事前、トイレの後には必ずせっけんで手を洗う
  2. 食材は85度以上で90秒以上加熱する
  3. まな板、包丁などの調理器具は、使用後すぐに洗い、熱湯や塩素系漂白剤で消毒
  4. 嘔吐物などの処理は使い捨てのマスク、手袋を着用し、ペーパータオルなどで静かに拭き取り、塩素消毒後水拭き。拭き取った物はビニール袋に密閉して捨てます。処理後は必ず手洗いしましょう

【問い合わせ先】衛生対策課(電話番号0942-30-9726、FAX番号0942-30-9833)

▲このページの先頭へ