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民生委員・児童委員一斉改選(令和元年12月15日号)

身近な相談役 新しい担当委員の確認を

558人が就任

 民生委員・児童委員は、住民の立場で、介護や子育て、経済的困窮など生活上の困り事へ支援を行います。12月3日に石橋文化センターで就任退任式が行われました。179人が任期を終え退任。再任も含め558人が就任しました。これからの活動に向け、田主丸校区を担当する山田三男さんが、「市や関係機関などと協力し、住民の支えとなるよう活動していきます」と決意を述べました。担当委員を確認したいときは、地域福祉課に問い合わせてください。

地域を見守るボランティア

 民生委員・児童委員は、国から委嘱された無償のボランティアです。地域から孤立しがちな一人暮らしの高齢者宅などを訪問。手助けが必要ないかの声掛けや、登下校時のあいさつ活動などを行っています。
 一部の委員は、学校などと協力して子育て世帯への支援を専門に行う主任児童委員として活動します。子育ての悩みを他の親と共有できるサロンを開くなど、気軽に相談できる場をつくっています。 

専門機関への「つなぎ役」

 地域の見守り役であると同時に、適切な専門機関にスムーズにつなぐ役割も担っています。切れ目のない支援のために、市や社会福祉協議会、学校などと密にやり取りしています

皆さんの協力が鍵に

 皆さんの周りでこんなことはありませんか。

  • 最近見掛けない人がいる
  • 新聞が何日分もポストにたまっている
  • 怒鳴り声や子どもが激しく泣く声が連日聞こえる
  • 何日も続けて同じ服を着ている子どもがいる

 自分の困り事だけでなく、地域で気になることも相談してみてください。皆さんの気付きが困っている住民を早期に救うことにつながります。

【問い合わせ先】地域福祉課(電話番号0942-30-9174、FAX番号0942-30-9752)

保護者の味方になることを大切に

佐田典子さん 合川校区・主任児童委員

 平成10年から主任児童委員として活動しています。子どもが好きということもありますが、暗い表情だった子どもがだんだん明るくなるのがうれしくて。その時関わった子どもが、今ではお母さんになって声を掛けてくれることもあります。
 困っている子どもを救うには、まずは保護者の味方になって、悩みを共有して一緒に考えることを大切にしています。「近所の子育ての先輩」くらいの気持ちで、気軽に相談してください。

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