トップ > 広報くるめ > 素根輝選手 東京オリンピック柔道女子78キログラム超級代表に内定
久留米市出身の素根輝選手が、オリンピック代表の切符を勝ち取りました。柔道選手では内定第1号。来たる東京オリンピックへの出場という快挙を成し遂げた、市ゆかりの素根選手のこれまでの道のりをたどります。
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素根選手は8月の世界選手権で優勝。11月24日、東京五輪の代表選考の鍵となるグランドスラム大阪の決勝戦で、世界ランク1位、キューバのオルティス選手から技ありを奪い見事優勝。代表内定を獲得しました。
座右の銘は「3倍努力」。7歳から柔道を始め、父親や兄を相手に稽古に励みました。田主丸中学時代には全国大会2連覇。17歳以下が出場する全日本カデ体重別選手権では、高校生を破って優勝し、世界カデの代表に。全試合一本勝ちで優勝しました。同校顧問の黒岩浩隆さんは「3倍努力を短期間する人はいるが、輝はそれを継続してきた。プレッシャーは試合に出られる者しか感じられない。それを楽しんで頑張れ」と激励しました。
平成28年、南筑高校に進学。全日本カデの2連覇を達成し、1年生で全日本ジュニア優勝。全国高校選手権個人戦で、準決勝以外全て一本勝ちで優勝。5人制勝ち抜き戦の金鷲旗では、決勝戦を5人抜きで優勝という歴史的快挙を成し遂げました。
3年生になると、それまで勝てなかった朝比奈沙羅選手に勝利。全日本選抜体重別で2連覇、全日本選手権でも朝比奈選手を破り優勝を果たします。同校顧問の松尾浩一さんは「強くなりたいという気持ちに率直で、目標の高さも人の3倍。ここからが勝負。金メダルを目指してほしい」と期待を込めます。
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