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性犯罪を許さない(平成30年5月15日号)

新生活の季節に増加の傾向

重大な人権侵害

性犯罪は、被害者の心身を傷つけ、後の生活にも深刻な影響を与える重大な人権侵害です。
加害者の身勝手な行為にもかかわらず、「被害者にも、どこか非があったのでは」など心無い批判にさらされ、二重に傷つけられることがあります。

県内で411件発生

県警察が確認している福岡県の性犯罪発生件数は、平成29年で411件。
人口当たりの発生率は、全国ワースト2位です。
被害は、入学や就職など、新生活が始まる季節に多く発生する傾向に。夕方から明け方に多く、道路上の他、住宅内でも発生しています。

地域と行政が連携

性犯罪を無くすには、暴力を許さない意識が何より大切です。その上で、地域や行政、警察などが連携し、防犯対策に取り組むことが重要です。
日頃から、地域での声かけやパトロールを行ったり、街灯や防犯カメラを設置したりすると、犯罪の抑止になります。
それぞれができる対策もあります。防犯ブザーを周りに見えるように持ったり、周囲を警戒している態度を取ったりすることで、不審者への警告になります。
スマートフォンを見ながら、音楽を聴きながらなどの「ながら歩き」は、不審者の接近に気づきにくいのでやめましょう。 悪いのは加害者です。性犯罪は絶対に許されません。
市は、安全安心なまちづくり「セーフコミュニティ」の取り組みの一つである「犯罪の防止」を、市民の皆さんとの協働で進めていきます。

【問い合わせ先】安全安心推進課(電話番号0942-30-9094、FAX番号0942-30-9706)

県内の性犯罪認知件数

  • 平成25年=557件
  • 平成26年=499件
  • 平成27年=576件
  • 平成28年=435件
  • 平成29年=411件

防犯アプリを使ってみて

福岡県警察は、スマートフォン用防犯アプリ「みまもっち」を公開。事件の情報を地図上で確認できます。
その他、防犯ブザーとして使え、110番通報機能も。詳しくは、県警察のホームページで確認してください。

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