久留米市は、市民の皆さんの市政に関する意向や意識を把握するため、毎年市民意識調査を行っています。
平成29年度は、市への愛着度や住みやすさの他、安全安心のまちづくりなどをテーマに調査しました。
久留米を住みやすいと感じている人は、83.3%で、5年連続で8割を超えました。住みやすいと思う理由は、「買い物や飲食など日常生活に便利」や「医療や福祉が充実している」、「緑や自然が多い」が毎年上位に挙がっています。住み続けたいと思う人は72.2%で、8年連続で7割を超えています。
久留米市に住んでどう思うかを尋ねると、「季節感にあふれている」が85.8%、「子育てしやすい」が78%。特に、18歳未満の子どもが居る世帯の8割以上が子育てしやすさを実感しています。
26年度の調査時と比べると、犯罪への不安感が減る一方で、けがや事故、災害への不安感は増加。熊本地震や九州北部豪雨の影響が考えられます。
安全安心のまちづくりを、市と地域が協力して進めることが必要と思う人は86.2%で、多くの人が必要性を感じています。地域と行政が協働して、けがや事故などの予防に取り組む「セーフコミュニティ」を進め、暮らしの不安感を減らす必要があります。
人権問題の解決に向けて、自分の人権問題に対する感覚を高めたいと思う人は55.2%。若い世代ほど高い傾向にあります。
「障害がある人が地域で暮らすためには、みんなで支え合うべきだ」と思う人は92.5%でした。一方で、「障害者差別解消法を知っているか」は、66%が知らないと回答。より一層、障害への理解を深めていく取り組みが求められます。
調査結果は、今後の市の取り組みの基礎データとして活用します。
調査をまとめた報告書は、本庁舎の行政資料コーナーや各総合支所地域振興課、各市民センター、各校区コミュニティセンター、市のホームページなどで見ることができます。
【問い合わせ先】広聴・相談課(電話番号0942-30-9015、FAX番号0942-30-9711)
【回答は三つまで】回答者数1,469人
市内に住んでいる18歳以上の2,000人を無作為に抽出し、6月から7月にかけて実施。1,765人から回答を得て、回収率は88.3%でした。
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