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リバーサイドパークドッグラン 4月14日(土曜)オープン(平成30年3月15日号)

犬と遊べる公園 市内に初登場

愛犬を自由に遊ばせられる「ドッグラン」の概要や利用方法、整備の目的などを紹介します。
【問い合わせ先】公園緑化推進課(電話番号0942-30-9085、FAX番号0942-30-9707)

広さは2200平方メートル

ドッグランとは、犬がリード(首ひも)を外し、自由に走ったり遊んだりできるように、フェンスで囲われた施設です。
久留米市は、リバーサイドパーク(高野)内に、ドッグランを整備しました。4月14日(土曜)にオープンします。
総面積は約2200平方メートル。大型犬・小型犬エリアは、犬が気持ちよく遊べる芝生の広場です。舗装した通路がある交流・慣らしエリアには、ベンチやリードフックを整備しました。

まずはここから。ほっと一息も 交流・慣らしエリア

犬は変化に敏感です。まずは、交流・慣らしエリアで環境に慣らしてあげましょう。
飼い主同士が交流しやすいように、リードフックやベンチも用意。ちょっと一息にぴったりです。約500平方メートル。

のびのび走り回る 大型犬エリア

広さは約1,200平方メートルで、大きな犬でも思いっきり走り回れます。小型犬も入れるので、交流・慣らしエリアで仲良くなった犬同士を遊ばせられます。

安心して放せる 小型犬エリア

約500平方メートルの小型犬の専用区画。安心して放せて、存分に遊ばせられます。ドッグラン全体で、出入り口の扉を何重にも設けているので、外に飛び出す心配はありません。

使い勝手にもこだわりを

大型犬・小型犬エリアに、足を洗うためのシャワーやおしっこポール、ベンチなどを用意。
また、大型犬エリアには、日よけの屋根もあります。

利用の前に登録を

4月7日(土曜)からドッグランの管理棟で受け付けます。

【登録できる人】
市区町村への飼い犬登録と狂犬病予防注射を済ませた犬の飼い主。未成年者は保護者が申請のこと

【登録に必要な物】

  • 利用登録申請書及び確認書(管理棟に準備)
  • 本人確認ができる物
  • 飼い犬の鑑札
  • 飼い犬の直近の予防注射済票

【料金】
1頭1回200円。3カ月利用券1,000円、年間利用券3,000円

【利用時間】
5月から8月までは7時30分〜19時30分、9月から4月までは8時〜18時

【閉園日】
第1水曜、年末年始

公園整備の担当課長に聞く 行政だからできるサービスを

公園は使われて初めて価値が出ます

トラブル増加が背景に
ドッグランはなぜ必要なのか。公園緑化推進課の堤康秀課長は、次のように説明します。
「公園でリードを付けていない犬が、他人に飛びかかったりかみついたりするなど、ペットが原因のトラブルが増えています。でも、思いっきり遊ばせてあげたい飼い主さんの本音も分かります。安全に犬を遊ばせられる施設ができれば、人も安心して公園を使える。ペットと人の両方にとっての豊かな暮らしにつながると思います」。

とにかく多くの人へ
この施設は市が造り、指定管理者が運営します。誰もが安全に使えるよう、利用にはルールを設けています。
「一番の願いは、多くの皆さんに使われること。犬を思いっきり遊ばせられる場が、市内に初めてできたんです。どんどん使ってほしい。そして、飼い主同士の交流も生まれればうれしいです」と言います。

近隣では少ない公営
ドッグランの完成で、新しい取り組みが生まれる可能性も広がりました。
「公設のドッグランは九州内でも数カ所しかないんです。例えば、動物管理センターが行うしつけ教室や啓発イベントなどの会場にはもってこい。飼い主の皆さんとの距離も近く、より伝わると思うんです。行政だからこそできるサービス向上を目指したいですね」と堤課長は期待を込めます。

4月14日はオープン記念イベントを開催 犬と一緒にドッグランへ

プロのしつけが見られる

犬のデモンストレーション 10時15分〜10時30分

散歩でリードを引かなくても、きちんと飼い主の左側横に添って歩く「リードウオーク」、その場で「待て」、離れた場所からの「呼び戻し」。
訓練でここまでできるようになる、というお手本を見せます。

あなたのペットが雑誌に

ペットの無料撮影会 10時30分〜12時30分、13時30分〜15時30分

雑誌「犬吉猫吉」のカメラマンがあなたの犬を撮影。8月号に掲載の予定です。

ワンニャンマルシェ(ペット用品販売) 10時30分〜15時30分

この他、障害物レースや抽選会など、犬と触れ合える イベントを多数開催するワン

しつけは関係づくり

誰もがドッグランを快適に利用するためには、しつけが必要。トラブル防止だけでなく、犬の命を守ることにもつながります。しつけの大切さやこつを、ドッグトレーナーの待鳥真佐美さんに聞きました。

主従関係が犬を守る

犬のしつけは、飼い主を「ボス」と認識させることだと言えます。
しつけで主従関係をはっきりすることは、集団生活を好む犬に「ボスの私があなたを守る」と伝えることなんです。そういった関係が犬に安心感をもたらします。
いたずらをした犬に、「駄目よ」と優しく言う飼い主が居ます。そうすると、犬は徐々に、自分の方が立場が上だと勘違いしていきます。
そして、ボスとして周囲を常に警戒しだし、音や動きに過敏に反応して思わぬ行動を取るようになるのです。人にけがをさせるかもしれませんし、車にはねられるかもしれません。
すでに、飼い主は軽く見られているので、当然コントロールは利きません。

ご褒美は「褒めること」

犬の生後3カ月ごろは人間の小学生、6カ月ごろは中学生に当たります。この時期に、しっかりとルールを教えてください。
やって良いことと悪いこと、やっていけない行動など、犬に教えるルールは、実は人間と共通する部分が多いんです。
また、リーダーに服従するという習性や、犬種ごとの性格の違いなどを理解することも大切ですね。
本当の家族として接することも大事です。私は訓練で、ご褒美のおやつは使いません。犬は愛情をちゃんと感じます。できたらしっかりと褒める。これが信頼関係を生みます。
オープン記念行事では、私が訓練した犬をお見せします。しつけの効果を感じてもらえると思いますよ。

【問い合わせ先】動物管理センター(電話番号0942-30-1500、FAX番号0942-30-1788)

関係づくりのために 身に付ける習慣

犬との正しい関係をつくるために大切な日常習慣を紹介します

「待て」を徹底する

飼い主が許可を出さないと行動しないようにすることで、思わぬ事故を防ぎます。
失敗したら、しっかりと「やりなおし」をさせることが大切です

体の横につけさせる

犬の定位置は、飼い主の脇。ここに居れば安全と認識させることで、信頼関係も保たれます

飼い主より先に行かせない

歩いている時だけでなく、玄関などに先に出すことは、犬が主導権を持つきっかけに。
自分よりも前に出て行動しないようにしつけましょう

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