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第32回 くるめ学生通信(平成30年2月1日号)

市内の大学生が、久留米市の仕事などを取材し、学生目線で発信するシリーズです。
【問い合わせ先】広報課(電話番号0942-30-9119、FAX番号0942-30-9702)

音楽で人とまちを元気に

昨年11月3日と4日に開催された、くるめ街かど音楽祭に運営サポーターとして参加し、会場案内などを行いました。
音楽祭のことをもっと知りたくて、後日、文化振興課の職員さんに聞きました。

音楽祭は、どんな目的で始まったんですか

久留米は、市民の皆さんの音楽活動が盛んなまちで、数々の有名なミュージシャンも出ています。
「くるめ街かど音楽祭」は、そんな特色を生かし、音楽の力で人とまちを元気にしようと、平成25年に始めました。

イベントの魅力は、どんなところですか

自分の好みに合わせて、多彩な音楽を1日中楽しめるところが一番の魅力です。
「街に音楽があふれる」をテーマに、2日間にわたり、市中心部の10会場で、いろいろなジャンルのコンサートを無料で楽しめるイベントなんです。 お寺や神社、名所旧跡などを会場にしているので、歴史や芸術を感じながら鑑賞できることも魅力の一つ。
他には、街なかを散策することで新たな発見があるところですね。

大きな音楽イベントですよね 

最初は1日だけの開催で出演者も30組足らずでした。
5年間で、出演者、ステージ数ともに100を超える規模に成長。今では、約2万人の来場者を迎えます。飲食店を増やしたり、楽器の演奏や製作体験を行ったりと、お客さんに楽しんでもらうための創意工夫を重ねています。

続けてきて、変わってきたことはありますか

出演者の応募や、皆さんのように、サポーターとして一緒に盛り上げたいという人が年々増えてきました。
市民の皆さんに認められ、音楽関係者からも注目されるイベントに成長し、音楽のまち・久留米というイメージも定着してきたと感じています。

音楽祭の他には、どんなことをしていますか

夢を抱くアマチュアミュージシャンにステージ経験を積んでもらう「くるめライブチャレンジ」も行っています。
ここで観客の投票でベストパフォーマーに選ばれると、音楽祭のメインステージに立てます。この取り組みから、実際にメジャーデビューを果たした若いミュージシャンもいるんですよ。

今後、何を目指しますか

これからも「くるめ街かど音楽祭」をはじめ、音楽の力を生かしたまちづくりに取り組んでいきます。
そして、若い人たちの音楽活動に夢を与え、将来、全国あるいは世界で活躍するミュージシャンが久留米から羽ばたいてくれることを願っています。

私たちが運営に関わった音楽祭は、音楽によるまちづくりにつながる取り組みであることが分りました。
音楽で人とまちを元気にしたい、夢を与えられるようなまちにしたいという熱い思いが伝わってきました。
今回の体験や取材で、久留米に対する愛着がさらに深まりました。

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