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年頭に当たり 大きな可能性を未来へ(平成30年1月1日号)

久留米市長 楢原利則

希望あふれる、明るい新年をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。
久留米市は、豊かな自然、ものづくりの伝統、多彩な食、充実した医療、個性豊かな文化芸術など、優れた地域資源にあふれています。
これらを生かし、「人 安心 活力」を基本に、日本一住みやすいまちの実現にまい進してきました。

一人ひとりを大切にするまち

少子高齢化や格差社会の解決には、新たな施策の展開が必要です。
昨年、「こども子育てサポートセンター」を開設。切れ目のない対応を実現しました。
高齢の人、障害のある人など、厳しい状況の人への支援にも力を入れています。特に若い世代の就職や結婚、子育てなどの希望がかなうまちを目指しています。

災害に強い、安全・安心なまち

久留米市は、中核市や九州の自治体で初めてセーフコミュニティの国際認証を受け、5年目の今年、その更新を目指します。
近年、熊本地震、九州北部豪雨と大規模災害が続発。「安全・安心」に、ハードとソフト両面で備えます。
昨年、雨水貯留施設を完成、東櫛原地区の浸水対策をしました。公共施設の耐震化や防災機能強化、地域防災計画の見直しや自主防災組織づくりも進んでいます。

人々が行き交う、活力あるまち

キラリ創生総合戦略の柱である、特長を生かした農商工業の元気づくりに向け、立地環境の整備や企業誘致、創業支援などに力を入れました。農業産出額は県内第1位を更新。ますます充実しています。文化芸術・交流の拠点として久留米シティプラザや市美術館は、多くの皆さんに来場いただいています。6月には(仮称)スポーツセンター体育館がオープン予定です。
昨年、野村総合研究所が発表した成長可能性都市ランキングのポテンシャル部門で久留米市は全国第5位の評価を受けました。久留米市の未来は、大きな可能性を秘めています。

希望がかなう、市民協働のまち

誇りと愛着の持てる「日本一住みやすいまち・久留米」の実現には、これまでの取り組みを継続・発展させる必要があると考えます。
それには、皆さんの理解と協力の下、市民協働が不可欠です。
幸福を実感でき、希望がかなうまちを築くため市民の皆様のご支援とご協力をお願いします。
年頭に当たり、皆様のご健康とご多幸を心からお祈りします。

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