久留米市は、安全安心なまちづくりを進めています。平成25年12月に「セーフコミュニティ」の国際認証を取得。
7月に、5年間の認証期間満了を前に現地審査を受け、再認証が内定しました。12月8日(土曜)に再認証式典を開催します。
セーフコミュニティは、WHO(世界保健機関)が推奨する国際認証制度で、けがや事故の予防に重点を置き、市民や各団体などと協力しながら、安全安心なまちづくりに取り組む地域社会のことです。
初めての認証取得から5年間で、着実に成果が現れています。25年に3139件だった交通事故発生件数は、29年には、2479件に減少しました。犯罪認知件数は3774件が2297件に。約40%の減少で、国や県よりも大きな減少率です。
再認証を受けるには、書類審査と現地審査が必要です。現地審査では、韓国とスウェーデンからセーフコミュニティ認証センター公認審査員2名が訪れ、防災対策委員会など、八つの対策委員会の取り組みを審査しました。
審査員からは、「十分なデータ収集と分析が成果につながり、取り組みに継続性があります。防災や自殺予防、児童虐待の防止など、久留米市独自の創意工夫が見受けられ、世界でもトップクラスの取り組みです。他の自治体や海外にも情報提供をしてほしい」と高い評価を得ました。審査の結果、再認証の取得が内定しました。
市は、現地審査でのアドバイスなどを踏まえ、これからも市民や地域、各団体と協働しながら、安全安心なまちづくりを進めていきます。
【問い合わせ先】安全安心推進課(電話番号0942-30-9094、FAX番号0942-30-9706)
市民の皆さんにセーフコミュニティを知ってもらい、安全安心の輪を広げるため、セーフコミュニティフェスタを開催。ミニパトカーや白バイの試乗体験、作業療法士の転倒予防体操など、けがや事故が起こるポイントや予防策を分かりやすく学べます。
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