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新たに2件を市文化財に指定

市は8月26日、彫像と伝統行事を文化財に指定しました。

有形民俗文化財 遍照院の地蔵菩薩彫像板碑
地蔵菩薩彫像板碑は、寺町にある遍照院の山門を入った東側の墓地にあります。
自然石の平面を彫りくぼめ、正面向きの地蔵菩薩の立ち姿を浮き彫りにしたものです。
下部は失われ、上半身の高さ約50センチだけが現存しています。
市内には約600年前の室町時代に造られた地蔵菩薩彫像板碑が11基残っています。
遍照院の板碑は、造り方の特徴が山川町、荒木町、高良内町にある応永11年(1404年)造立の板碑と良く似ていることなどから、ほぼ同じ時期に同じ工人が製作したと考えられます。
本市近辺では当時、地蔵菩薩信仰が盛んであったことを伝える貴重な板碑です。
無形民俗文化財 十五夜さん大綱引き
十五夜さん大綱引きは、約400年前に始まったと伝えられるお祭りです。
現在は大石町の伊勢天照御祖神社で行われています。
第二次大戦中は一時中断し、昭和52年に復活。
無病息災や五穀豊穣を願い、旧暦8月15日の名月の夜、大蛇の形を模したと伝えられる長さ35メートルの大綱と、長さ約15メートルの小綱が町内を練り歩きます。
同神社境内では、力比べの大石抱えや串刺し芋の振る舞いもあり、最後に源氏と平氏の合戦に見立てた、子ども対大人の大綱引きなどが行われます。
旧三潴郡では同神社の大綱引きだけが現在まで残されており、筑後地区で盛んだった芋名月の風習も伝える貴重な行事です。

【問い合わせ先】文化財保護課(Tel0942-30-9225、Fax0942-30-9718)